激安のXP–PEN液晶ペンタブArtist 15.6 Pro レビュー:液タブが高いというのはもはや幻想
デジタル環境でイラストや漫画制作を始めて十数年経ちますが、ずっと板タブでの作業でした。 長年Wacom製の板タブでイラストを描いていました。
Wacom製の大きめの液タブの購入を検討したところ、価格が高いのと作業スペースが足りなくて諦めていたのですが、調度こちらの液タブを使用する機会がありましたのでレビューしたいと思います。
今回液タブそのものを購入や使用するのも初めてですが、元々アナログ環境でもそこそこ描く方なので、違和感なく使えております。
まず驚いたのは、失礼ながら中国メーカー製品のクオリティはついにここまで来たのか、という点です。
とにかくコスパが凄かったです。普段はイラストと漫画用に使わせて頂いてます。心なしか板タブの時より作業速度が上がった気がします
同じ筆圧感知レベルで描き味も滑らか、ドライバにて自分の筆圧に合わせて細かく設定できます。
モニターサイズも個人的にはちょうどいいです。自分の作業スペースの関係上このサイズが最適だったのと、あまり大きいサイズだと身体的な負担が大きかったのとが理由です。
16インチの液タブの中でかなりの高スペックなんですが、もの凄く安い!
そして何より価格のお手頃さ。同じような機能を搭載するWacom製の同じサイズの液タブと比べても半分以下の価格です。
もし価格面で二の足を踏んでいる方がいましたら、迷いなくオススメしたいです。
あと、これはすべての液タブに言えることかと思いますが、左利きの方はポインタが少しずれて見えるので、キャリブレーションの設定はしっかり行った方が良いです。
XP-Pen Artist 15.6 Proの特徴とスペック
液晶パネルには、フルラミネート技術が採用されており、鏡面とスクリーンをシームレスに組み合わせること眼にも優しい作業環境が実現された。ポインタとペン先の位置を一致させ、直感的に紙に描くような感覚での描画が可能。液晶パネルは15.6型のIPS方式、 表示解像度は1920×1080pixels、色再現領域はsRGB比で120%(88% NTSC)、178°の広視野角の設計となっている。
ペンの筆圧検知は8,192レベルで、傾き検知にも対応。ペンのストロークや手の動きを高精度で再現してくれる。ペンはのEMR(Electro Magnetic Resonance:電磁誘導方式)テクノロジーにより、充電せずに使える。
そのほかおもな仕様は、応答速度が14ms、コントラスト比が1,000:1、視野角が上下左右とも178度。
本体には折り畳み式内蔵スタンドを装備するほか、入力端子はHDMI、USB、電源となっており、付属の3in1ケーブルを用いる。対応OSは、Windows 7 / 8 / 8.1 / 10、macOS 10.12以上。
お値段が安いのでいろいろ心配していたのですが、少し触ってみたところほとんど気になることがなく絵が描けたので驚いています。
Artist 15.6 Pro特徴
表示サイズ : 15.6型(344.16 x 193.59 mm)
外形寸法 : (W)443 x (D)280 x (H)12.6 mm
最大解像度 : 1920 x 1080
視野角 : 水平178度 / 垂直 178度
液晶パネル色域 : 88%NTSC(120% sRGB)
読取り解像度: 5080LPI
最大輝度 : 250cd/m2
コントラスト: 1000:1
表示色:16.7Mを持つディスプレイは
応答速度: 14ms
アスペクト比: 16:9
筆圧:8192レベル
傾き検知機能:傾き検出±60°レベル
読み取り速度 : 266 RPS
インターフェース : 3in1のケーブル
厚さ:11 mm
バンドルソフト : なし
対応OS: Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。
対応ソフト:openCanvas、SAI、Clip Studio、Photoshop、GIMP、Painter等のソフトです。
Artist 15.6 Pro 日本公式ブランドサイト : https://www.xp-pen.jp/product/214.html
早速梱包箱から見ていくが、化粧箱にしっかりと包まれている。開封すると、大きなディスプレイが目に入ります。
液タブ本体、接続ケーブル、ペン、ペンケース(替え芯8本)、スタンド、日本語マニュアル、ドライバダウンロード説明カード、三本指グローブが梱包されており、パソコンさえあればすぐに始められるようになっている。
ちなみにこれまでのXP-PENの液タブにはスタンドが含まれておらず別売だったが今回のArtist15.6 Proではスタンドが含まれている。15.6インチだとスタンドは必須。別で買うとなると5,800円するのでかなりお得に購入できる。
スタンドは角度調整はできないが約20度ほどに傾斜をつけられる。表面にゴムが配されているので滑りにくくて良い。
フルラミネーションディスプレイで視差を改善
画面はとても綺麗だし、大きさも趣味でイラスト描くぶんには丁度いいかと思います。
Artist 15.6 Proの画面はXP-Penが出しているタブレットでは最大サイズではありませんが、十分な大きさがあり、使いやすい広さです。
液晶は15.6インチと今日本で最も選ばれているサイズ感だ。どんなユーザーでも満足度の高い大きさで初心者の方にも大変おすすめ。解像度は他大多数の製品と同じくフルHDと十分なスペック。ちなみに欧米では10インチサイズが一番選ばれているらしい。
iPadProを目指して液晶パネルが再開発されたので、液タブ界隈で最高レベルの色味と視差を実現。
色味はワコムのCintiq 16 などの色域72%よりも高い、85%。
さらにiPadProと同じフルラミネーション加工。ガラスの厚みがゼロに近く、視差がほとんど無い。
注目すべき点は液晶ディスプレイが「フルラミネーション式」だということ。別名ダイレクトボンディング技術とも呼ばれていて液晶ディスプレイとカバーガラスを直接圧着する加工技術のことだ。この技術の恩恵はペン先と描画位置の視差が大きく改善されること。
これまではカバーガラスと液晶ディスプレイの間に空気の層があって、物理的に距離が遠かったことで視差が生まれていた。この距離がフルラミネーション技術で「0」になったので、ペンで直接描画している感覚が強くなる。
液晶画面はめっちゃ綺麗です!感動しました! 色味はメインディスプレイよりも液晶ペンディスプレイのほうが若干色が濃い目ですが。 赤青緑のどれかに偏ることもなく、メインディスプレイを見ながら調整すれば問題なさそうです。
筆圧8192、傾き検知±60対応ペンの実力
とはいえ、ディスプレイのクオリティだけがすべてではありませんよね。アーティストが追い求めるのはバッテリーいらずのスタイラステクノロジーです。XP-Penは電磁共鳴テクノロジーの開発を進めてきました。このテクノロジーによりスタイラスが抜群の性能を発揮してくれるのです。
Apple Pencilを使ってみて比較しても、ソフトウェアで作業するときにはXP-Penの太めのスタイラスのほうが心地よいです。反応性がよく、高速で、ボタンを押すことによりショートカットも操作できるため、キーボードを操作する手間が省けます。Artist 15.6 Proはスタイラスのみに反応し、指を認識してくれません。でもこれはそれほど悪いことではなく、たまに手が当たったりしても誤動作しないので、それはそれで意外に便利なんですよね。
ペンがとても軽くビックリしました。鉛筆を持ってるみたいに軽いです。 グリップ部分がゴム素材で少し太めの設計だ。ペングリップは太く安定感もあり、ペン立ての中に替え芯があるので安心です。 描き味に関してはすらすらっとした期待通りの良い描き心地です。反応の遅延もあまりない。筆圧感知もしっかりしています。
新しく採用されたペン傾き検知だがClip Studio Paint Pro で検証済みだ。傾き検知に対応したことでペンの追従性能がさらに高くなっている。
ペン芯の沈み込みは約0.5mmほど確認できた。ワコムプロペン2よりも深い沈み込み。ワコムから乗り換えで使用する方は若干違和感を感じそうだ。ペンの沈み込みについて、私は気になりませんでした。
セットアップも超簡単
wacomのドライバはアンインストールしてから、新しいドライバをインストール。ドライバーは公式サイトよりダウンロードします。設定は日本語の説明書が付属しているので、それに従えば楽々設定ができました。 wacomのドライバとは相性が悪いらしく、共存させることはできませんでした…
まずは最初に、キャリブレーション(位置の調整)が必須だなと感じました。初期設定のままだと結構ズレがあったので。画面調整がラク。サイドキーの一番下長押しでディスプレイの照度やなんやを調整できます。よくあるパソコンのモニター調整と同じ感じでOK。
本体左側に8つのファンクションキーとダイヤルを回して調整できるラジアルキーが搭載されている。好みのワークスタイルに合わせたカスタム設定で、より多くの操作を指先で行えるようになった。円形ダイヤルインターフェースでは、カンバスの拡大縮小やスクロールの上下など、さまざまな設定ができる。 現時点で液タブ本体に回転させて調整できるラジアルキーを搭載しているのはこの機種だけ。回すとカチカチと音がして、回した感覚がはっきり伝わってくるタイプのキー。
拡大縮小、回転を直感的に操作できて非常に便利だった。指を滑らせるタイプのタッチ式よりも感度がしっかり伝わり微調整もしやすく評価できる。
本体側のインターフェイスはUSB Type-Cのみ。パソコン側に必要なのはUSB Type-Aと映像HDMIケーブルだ。
赤色のUSBは電源供給なのでコンセントアダプタへつなげる。さらに、電力が足りればパソコンのUSBポートに直接接続することも可能。自分のノートパソコンでは無事にUSB接続で電力供給が可能だった。
つまり液タブ本体とパソコンとの接続だけで事足りるので持ち運びが非常に便利。外出先でコンセントを探さなくてもノートパソコンだけで完結できるので使い勝手がぐっと広がった印象だ。
【書き味】
ものすごくいいです!本当に描きやすいです!思ったところに線が描けます!
個人的感想ではありますが家電量販店のデモ機でさわった国内メーカーのものより。
充電不要とのことでいつでも安心して使えます。
ペンの重さも重すぎず軽すぎず、個人的には描きやすく思いました。
筆圧不透明度や入りぬきもキレイに入るので感動しました。
画面とペンのズレもほぼなく、ショートカットボタン以外はデフォルトで使っています。
描き味に関してはすらすらっとした期待通りの良い描き心地です。筆圧感知もしっかりしています。使ってみた感想ですが、とてもスラスラ描けるので、板タ
私が気にしていたのは「実際に絵の仕事で使えるか」というところだったのですが、板タブなんかで描くよりは柔らかく自然なタッチになったので、早く買っとくべきでした。
早く描いても線が途切れたりしないし、ペンの入り抜きや細かい描画もちゃんと捉えてくれたので、お絵かきで大切なところはしっかり抑えてる印象です。
【総合】
板タブからの移行で液晶タブレットデビューとして本製品を購入いたしましたが
購入して本当によかったと思います!
キレイに描けますし、直に描けるのってスゴイ!世界が変わりました。
これなら長時間作業しても従来より疲れなさそうです。
趣味程度だからこの価格帯のものでいいかーと思って決めたのが
接続には苦労したものの結果的に大正解で本当にいい買い物ができたと思っています。
以前はWacomの板タブを使用していましたが、イラストを描くなら、液タブの方が断然便利です。
また、Wacomの製品よりも安価で購入することができるので、液タブを気軽に楽しめます。
Artist 15.6 Pro公式店 :https://www.storexppen.com/buy/artist-15_6pro.html
本当にこれはオススメですよ。
ワコム代替XP-Pen公式ストアクリスマスセール2018開催!ペンタブレット、液晶ペンタブレットでレジ割$30OFF
XP-Pen さらに過激な大幅値引き!! クリスマスセール , こちらのセールは2018年12月31日 に終了致しました。クーポンコードはこちら: https://www.storexppen.com/coupon/index。
寒い日が続くこの季節 XP-Pen から日頃の感謝の気持ちを込めたクリスマスセール開催です。
さらに大型液晶ペンタブレットまで、台数限定で最大 $30の大幅値引き!! 購入をご検討の方はこの機会をお見逃しなく!!
通常翌日~5日間程度でお客様のお手元に商品が届きます。在庫の状況により日数がかかる場合に関しましては、当ショップより前もってご連絡をさせていただきます。
板タブと液タブ、どっちがいいんだろう?
ペンタブレット(通称ペンタブもしくは板タブ)と、液晶ペンタブレット(通称液タブ) 。
これからデジタルイラストに挑戦しようと思っている方や、どちらか一方しか使ったことがない方は、どっちのほうが自分にとって使いやすいのか判断が難しいですよね 。
ペンタブのいいところ
パソコンの画面を見ながら,手元のボードの上で,専用のペンを走らせ絵を描く。慣れるまで結構大変。値段はピンキリ。私が使っているのはXP-PenのDECO 03というもので,めちゃくちゃ描きやすい。価格は圧倒的にペンタブのほうがリーズナブルです ,さらに、描画している場所が手で隠れてしまう心配がないので、全体のバランスを見ながら作業がしやすいという強みも持っています。
液タブのいいところ
画面に直接描画する液タブは、紙に描くように直感的に描きたい場所に手を伸ばして描ける気持ちよさが魅力です 。
また、イラスト制作などの作業のために作られているので、画面の色味や発色がとてもキレイです 。
微妙な色の違いにもこだわりたい方はおすすめです。作業するならこちらの方が格段に良い。値段は高価。
ペンタブのメーカーは、日本ではワコムが大きなシェアを占めていますが、高性能で価格の安いペンタブを製造しているXP-Penという選択肢もあります。「このぐらいの性能・サイズのものが欲しいけれどワコムは高い…」と悩む場合は、これらのメーカーも検討してみるといいでしょう。
最近は色々なメーカーからペンタブが出てWacomの独占が崩れてきていますね。いい道具はモチベーションを高めて、ストレスを軽減してくれます!
液晶ペンタブレットXP-Pen|注目の中華タブレットメーカー
XP-Penは中国深センに本社を置く会社で2005年からペンタブレット業界に参入。製品はアジア、ヨーロッパ、アメリカなど50を超える国で販売中。ワコム以外で液タブを買おうと思うとまず上がってくる候補がこちらの会社のもの。
XP-Pen グローバル公式店 : https://www.storexppen.com
XP-Pen 日本公式ブランドサイト : https://www.xp-pen.jp
他の中華タブレットと比較すると日本に代理店があり保証が受けられること、日本語のサポートがあることなど一歩抜きんでている印象だ。
$20 off XP-Pen液晶ペンタブArtist 12 11.6インチIPS HD +2指グローブ
最小最安の液晶タブレットがこれ!
液タブ史上一番安くて小さいのがこれ!小さすぎるかなと思ったけど動画をみるとこれでも良さそうかなと思ってきました。姪っ子のクリスマスプレゼントにしようかな。
・画面サイズ 11.6インチ
・色域: 72%(NTSC)
・傾き検知機能なし
・筆圧感知8192
・液タブの中で一番小さくて値段が最安
・ディスプレイ接続方式… USB Type-C(3.1)またはMiniDisplayPort装備のPC/Mac。
・対応システム・OS:Windows 7/8/8.1/10 (64ビット版を含む)。Mac OS X 10.10以降
・Photoshop、SAI、Painter、Illustrator、Clip Studio、Open Canvasなどの主要ソフトに対応します。
カスタマーレビューのXP-Pen液タブ Artist 12
タッチパネル型13インチノートPCと組み合わせて使用しています。
ペンの繊細なタッチとノートの二本指タッチによるサイズ調整と回転を組み合わせにより画像編集が楽になりました。
画面サイズもノートPCに近く机の上に並べて置けてちょうどよいです。
サブモニタ設定と、画面複製を切り替えて使えますし、図解付きの原稿編集も捗りそうです。
質感は安っぽさは全然なくとてもしっかりとした作り、パッケージもシンプルながら洒落た感じが良かったです。
液晶画面には初めから透明の保護フィルムが貼られています。
ペンは充電しなくてもOKです。ペン先とポインタの距離が少し気になるところですが、慣れたらきっと気にならないと思います。
実際に絵が描ける大きさは縦14.5cm×横25.7㎝です。
ざっくりとですがA5サイズで、横を約5cm伸ばしたくらいです。
画面は11.6インチながら1920x1080とFullHDのIPS液晶のため、高精細で視野角も広く見やすい。
ドライバはXP-PEN公式サイトよりダウンロードでき、日本語でわかりやすいためすぐインストールできると思います。
セットアップが完了したら一度パソコンを再起動したほうが良いと思います。
描き心地:
付属のペンは充電不要なタイプで形状が鉛筆型になっているため、転がらずまたグリップしやすい。
安価な液タブなので描き心地どうなんだろうと心配だったのですが、そんな不安も一気に吹き飛びました。
今まで某有名なペンタブメーカーのペンタブを使っていたのですが、そのペンタブよりも圧倒的な描きやすさ。
画面が小さく作業エリアが狭いため紙媒体よりは劣りますが、液タブとしては十分です。
私の場合手の力が弱く、8192レベルだと少し描きにくいため、
専用ツールで筆圧レベルを調整したりして自分の手に馴染んだ感じです。
狙った所に線が引けることにとても感動しました、素晴らしい。
$30 off 15.6インチでコンパクト高精細|XP-Pen Artist 16 Pro
液晶タイプのペンタブでは、安い価格帯のモデル「Artist 16 Pro」。15.6インチと液晶タイプのペンタブではコンパクトな方ですが、AdobeのRGBは92%と高精細で人気のモデルです。ドライバーは4Kディスプレイに対応していますので、細部までくっきりと見え、小さい 液晶部分でもはっきりと細部を確認しながらデジタルペイントを楽しめます。
・インチ: 15.6インチ
・色域: AdobeのRGBは92%
・解像度:1920*1080
・筆圧感知8192
・マルチタッチ機能: 無し
・ディスプレイ接続方式: HDMI/VGA/DVI/USB 。
ファンクションキーも8個あるので、作業効率向上も可能です。本体に20°~80°の角度調整可能なスタンドが付いていて、ペンは充電式のエルゴノミクスデザインペンを採用しています。スタイラスペンが充電式という点だけは少々不便かもしれませんが、その他の点では、十分に液タブの魅力を感じられる製品です。
カスタマーレビューのXP-Pen液タブ Artist 16 Pro
Artist16Pro自体は良い製品です。
以前使用していたCintiq13HDはAdobeRGBカバー率75%でしたが、Artist16Proは92%なので実際に見比べても発色は良いです。
ディスプレイにはあらかじめ保護シートがついていましたが、質が悪いのかとてもボソボソしています。気になる方は貼り替えたほうがいいかもしれません。
ディスプレイスタンドの角度調整が楽で良かったです。
スタンドを取り外すためにはドライバーが必要で、外しても本体に厚みがあり背面がフラットではないため持ち運んで描くという使い方には向いていません。
ワコムの液タブやペンタブに慣れているとペン先の沈み込みが気になる方が結構いるのではないかなと思います。
私も最初は気になりましたがすぐに慣れました。沈み込む深さが割とあるため筆圧カーブの調整が人によっては必要かもしれません。
ペンは充電式です。2本ついているのでバッテリーが切れてもあまり心配ありません。
オプション品も豊富な点が良かったです。
Cintiq13HDと違いケーブル類がまとまっていないので取り回しが少し面倒でした。設置したあとは特に気にならないです。
価格を考えると相当コスパが高い製品なので満足です。
予算は少なめだけど16インチフルHDの液タブが欲しい という方にお勧めです。
$30 off XP-Pen 液タブ 液晶タブレット Artist 22 /22E Pro IPS液晶 フルHD 21.5インチ
大きいモニターが欲しいなら間違いなくこっちを買いますが、これを買うとモニターが3台セットになって現在の僕の作業スペースがなくなってしまう恐れがあるので手が出ない…。モニターが分厚くスタンドを入れると場所を取ります。こちらも大きくてモニター1つを設置する余裕が無いと無理でしょう
作業面は広いのですがフチの部分が細くなっているため、同じ大きさの液晶ディスプレイを持つ他の製品と比べて少しコンパクトです。Artist 22 Pro タブレット部分にはショートカットキーはついておらず、スタイラスペンの方によくやる操作を登録できます。XP-PEN Artist22EProには左右にそれぞれショートカットキーが左右8個ずつ、計16個だ。左利きの方でも対応ということだ。機能面はシンプルですが、基本性能は良いので格安で大きいサイズの液晶タイプのペンタブをお探しなら、ぜひ購入を検討してみてください。
・画面サイズ21.5インチ
・最大表示色:1670万色
・色域: AdobeのRGBは77%~82%
・1年メーカー保証あり
・筆圧感知8192(充電式のペン)
・芯はかなり柔らかく削れやすい
・画面の色調整可能
・マルチタッチ機能: 無し
・ディスプレイ接続方式: HDMI/VGA/DVI/USB 。
カスタマーレビューのXP-Pen液タブ Artist 22E Pro
以前から液晶タブレットがすごく気になっていてなにかコスパの良いのがないかな〜と探していたら…
6月に新発売のこちらの商品を発見しました。
液晶タブレットってかなり高価でなかなか手が出ないな〜と今まで思っていたのですが、こちらの商品はなんと6万円を切るという破格でびっくりしました!
他の海外メーカーさんのだと大体7〜8万円台くらいが最安値ですが…
そして購入するきっかけとなった一つに色域の広さがあります。
こちらの商品はAdobe RGBを約82%カバーしているとのことです。
他の海外メーカーさんはNTSC72%だったり、70%代がいいところですが…
実際使用してみると、画面はすごいきれいです。
iMacとともに使用しているのですが、ひどいくらいに色の差はありませんでした。
イラスト描いたりフォトレタッチするのに十分な色域です。
ただ接続し始めたときはちょっと色の状態がおかしかったので、Mac OSの中にあったApple RGBのカラープロファイルを適応して使用しています。
視差については全然気になりませんでした。
反応についても同じです。
イラスト描くのに支障をきたすことはありません。
私はこちらの商品を是非オススメしたいと思います。
初めてお絵かきしたい人ならなおさらですね!
ペンタブレットからお絵かき始めても、ペンタブレットの使い方に慣れないとなかなか絵が描けないですが、液晶タブレットなら普段どおり紙と鉛筆で各感覚で始められるので上達が早いと思います。
$20 off XP-Pen 液タブ 15.6インチ液晶ペンタブレット バッテリフリースタイラスペン フルHD 8192レベル筆圧感知 6個エクスプレキー Artist15.6
大きさも程よくモニターとキーボードの間に置いてもジャマにならなさそうな大きさで、ノートパソコンにつなげてもいい感じで絵をかけそう。値段もワコムの3/1と超安いので、実験材料として手軽に手が伸びる価格なのもありがたい。これポチろうかな。
・画面サイズ15.6インチ
・筆圧感知8192
・解像度1920x 1080,178度の視野角
・AdobeRGBカバー率約75%とのことだが
・対応OS:Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。のPC/Mac。
・ディスプレイ接続方式… USB Type-C(3.1)またはMiniDisplayPort装備のPC/Mac。
カスタマーレビューのXP-Pen液タブ Artist 15.6
この前に、ずっと板タブを使っていましたが、初めて液タブを購入してみました。中華製の液晶ペンタブレットでありながら安っぽさを感じさせない質感があります。サポートも丁寧で即時対応ができて好印象です。液タブってやはり迫力がありますね。届いた時、思ったよりデカい!!と感じました。でも実に描くにはちょうどいいサイズです。あのXPPENの液タブと同じものの、付属品はこの液タブほうが多いですね。液タブ本体、説明書、パソコンに繋げる配線、二本指手袋(黒色)、液晶拭く布(メガネ拭きみたいなやつ)、替芯8本の他に、二つ手袋(白色)、清潔ブラシ(液晶のほこりを清掃するものかな)と大きな本体収納バッグがついてきます。さらに、グレアフィルムが最初から貼ってあり別に購入する必要がないのはうれしいです。
初めて液タブ使用感ですが2048レベルのものに比べると8192レベルほうが微妙な筆圧を感じてくれ、塗りによいです。
互換性についてXp-penの商品で液タブと板タブとは筆圧など相当違いですね。機械的にかなり差があるようでペンもドライバも互換性がありません。同時には使用不可です。
ですので現在この液タブ以外のペンタブや他社製品をお持ちの方で検討されている方はご注意されたうえでドライバを削除の上Artist15.6のドライバを入れご使用ください。
大きな画面で絵を書くのはうれしいが、ちょっと気になる点もあります。たまにペンのズレがある気がしますが、使っているうちに慣れてきました。キャリブレーションをきちんとすれば問題なく使用できると思います。(板タブでも思ってた線と違うことなんて沢山ありますし)神経質すぎる人じゃなければ大丈夫かと思います。多少のデメリットはありますが、全体的にコスパはものすごくいいと思います。4万円以下の液タブとして、個人的にはこの値段で、この高性能にとても驚いております。初心者に是非オススメしたい製品です!
$20 off XP-Pen 液タブ 液晶ペンタブレット 13.3インチ 筆圧8192レベル フルHD/IPSディスプレイ イラスト 描画用 Artist13.3 V2
13.3インチで高性能ながら価格は安いため人気を集めているXP-Penの液晶タイプモデルです。筆圧レベルは8192と最高クラスで、視野角は178度と見やすい点が大きな魅力。AdobeRGBカバー率約75%とのことだが。付属のスタイラスペンも描きやすくて遅延もあまりないと言われています。
・画面サイズ13.3インチ
・筆圧感知8192
・解像度1920x 1080,178度の視野角
・AdobeRGBカバー率約75%とのことだが
・ディスプレイ接続方式… USB Type-C(3.1)またはMiniDisplayPort装備のPC/Mac。
・対応OS:Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。のPC/Mac。
・対応ソフト:openCanvas、SAI、Clip Studio、Photoshop、GIMP、Painter等のソフトです。
カスタマーレビューのXP-Pen液タブ Artist 13.3
有名なWACOMにしようか迷ったのですが、XP-Penにして大大大正解でした!
仕事でゲームのイラストなどを少し描かせて頂いています。
普段はintuos pro Mで、最近はArtist 13.3 を借りて1ヶ月ほど使っていました。
ソフトはクリスタです。
[画面]
サイズは思ったより小さく感じませんでした。
色は結構綺麗です。細かく調整できます。
視差は2、3mmありますが斜めから見ないと分からないので気になりません。
ペンタブより描きやすく、描くのも確実に速いです。
wacomは正確さがありますが値段がかなり高いので、多少目を瞑れるならこれはかなり使える商品だと思います。
しばらく使って見るとキャリブレーションのずれも特に気にならなくなりましたし、wacomと描き比べてみましたが、意外と沈み込みがあったほうが描きやすいかもしれない.......と個人的に思いました。
精度にかなり神経質な人はwacomを買ったほうがいいと思いますが、正直これだけ描けたら次回買う機会があればXP-Penさんの商品を買うだろうと思います。
スタンドが無く長時間描いていると首や肩に少し負担がかかりそうなのでXP-Penの別売りスタンドを注文しました。
こちらもたまに見かけるレビューで評判が良かったので..
特に揺れることもなく角度がついて描きやすくなりました。
しばらく使いこなせるように頑張ってみます。
今までで最高のカスタマーサービス、噂通りの手厚いサポートでした。
私はこの会社のファンになりましたし友人にもすすめたいと思います。
$5 off 初心者向け XP-Pen絵画・油彩制作用モデル 6” x 3.75“サイズ ブラックStar G640S
・有効範囲: 6 ×3.75inch
・反応率: 266RPS (回毎秒)
・筆圧:8192 レベル
・解像度:5080LPI
・ファンクションキー:6 個
・ペンの充電:無
・対応システム:Win 10/Windows 8/Windows 7, Mac OS X10.10.0 以降。のPC/Mac。
・対応ソフト: Photoshop、Painter、openCanvas、Clip studio、SAI、FireAlpaca、OneNote等の多くのソフトに対応してます。
板タイプのペンタブでも非常に安く入手しやすいモデル。ちょっと興味が出たから取りあえず始めてみよう、という初心者におすすめです。サイズは小さいので、ノートパソコンなど15インチ以下のモニターを持つパソコンで使いましょう。値段は安いですが筆圧レベルは8192と十分で、パソコンにつないで使う形式なので充電の必要もありません。
OSはMac OSでは10.11.0以上、Windows7以上で10にも対応しています。対応のペイントソフトもフォトショップ、クリスタ、SAIなどたいていのソフトに対応しています。
また、デジタルイラストを描くだけでなく、OSUゲーム用としても気軽に購入できるモデルです。これからパソコンで絵を描き始めたい、という人にオススメのペンタブです。家電量販店で触った程度ですが、非常に安定して描けました。価格がお安めなのもよいですね。
$15 off 中〜上級者、プロ向け XP-Pen DECO 03 10"x5.62"サイズ ペンタブレット ペン入力 板タブ P05 付属 Windows Mac
・有効範囲: 6 ×3.75inch
・反応率: 266RPS (回毎秒)
・筆圧:8192 レベル
・解像度:5080LPI
・ファンクションキー:6 個
・ペンの充電:無
・対応システム:Win 10/Windows 8/Windows 7, Mac OS X10.10.0 以降
XP-PenのMサイズペンタブでワイヤレスバージョン。ワイヤレス接続でケーブル不要なので、デスク周りがすっきりします。付属のスタイラスペンもワイヤレスで、筆圧レベルは8192と十分です。OSやペイントソフトの対応も問題ありません。
僕が使っているXP-Pen DECOシリーズの新型です。背景、コンセプトアートなどを描く方だと一番オススメです。サポートUSBの有線接続で使用。
$15 off XP-Pen Deco 02 10インチペンタブレットは、P06六角スタイラスペン で、入学・卒業・誕生日などの様々なお祝いなどのプレゼントにも最適です。
筆圧レベル: 最高8192レベル
読取可能範囲: 10x5.63 Inch
Mサイズ(有効範囲:10” x 6.25”)
ファンクションキー:6 個
ペンの充電:無
持ち運びには適しませんが、据え置きにするならこれが最も最高の選択肢になるでしょう。
描画領域が大きい分、4kなどの大きなディスプレイサイズでも画面と描く領域を一致させやすく。また画面が小さいディスプレイでも描く領域を狭くすれば問題ありません。
このようにどんなサイズのディスプレイでも柔軟に対応できるのが最大サイズのペンタブレットの魅力です。
$5 off XP-Pen ペンタブ バッテリー充電不要 8192レベル筆圧 8個エクスプレスキー 10*6.25インチ Deco 01
筆圧レベル:最高8192レベル
Mサイズ(有効範囲:10” x 6.25”)
ファンクションキー:8 個
ペンの充電:無
1万円以内で8192レベルの筆圧が感知できる高性能モデル。ワコム以外のメーカーですが、手に入れやすい価格で人気の製品です。ショートカットが登録できるエクスプレスキーも8個あり、よく使う機能を登録できます。また、右利きでも左利きでも使いやすいように、利き手モードの設定も可能に。対応OSはWindows7以上、Mac OSは10.10以上と多くのバージョンに対応していますので、大抵のパソコンで使えます。ペイントソフトも主要なものに対応。
初心者で大きめサイズのモニターを持っている人は、この大きさぐらいの板タイプがおすすめです。初心者でも手ごろな値段でノートパソコンに最適なMサイズなのがポイント。
中華液タブはコストパフォーマンスが非常に優れています。
ですので、
傾き検出や性能をある程度割り切れる人、
ワコムの液タブは高過ぎて手が出せない人、
絵を描くのが好きな小さなお子さんに買い与えたい人、
などにおすすめできます。
日本以外の欧米ではXP-Penなどの
海外メーカーの液タブはかなり評価が高いです。
筆圧や解像度もワコムに劣らない性能なのに、
価格が安いため最近では日本での認知度も高くなって評価も上々です。
これで傾き検出ができるようになれば
ワコムキラーになること間違いないでしょう。
最近はSurface Pro 4やiPad Proなど
デジタイザーに対応したタブレットPCで
イラストを描く人も増えてきています。
ワコムの液タブと海外の液タブを比べれば、
細かい性能を見るとワコムが圧勝なのもまた明らかです。
線のブレもありません。描き味はピカイチです。
画面端で悪くなるものの、座標検出の精度も高いです。
ワコムの液タブは傾き検知できます。
アートペンと組み合わせればペンの回転検知もできます。
やはり、性能にこだわりがあるなら、
ワコムの液タブがおすすめです。
だた、ワコムの液タブが少し高すぎる感じがします。
長らくライバル不在のため
Wacomの液タブの価格が
非常に高い状態が続いていましたが、
海外勢やタブレットPCメーカーの
新規参入によって値段が下がることを祈るばかりです。
【2018 XP-Pen液タブ Artist 16 Proおすすめ の評価まとめ】ワコムCintiqと比べてどっちが買いか検証
ペンタブレットはパソコンで絵を描く人にとって紙とペンのようなもの。ペンタブレットには2種類あって、これから絵を描き始める人、ステップアップをしたい人はどちらを選ぶか迷うかもしれません。
液晶タブレット、略して液タブは画面に直接ペンで描くことができるデバイスです。値段が高いのでプロの絵描きさんや長年絵を描いている人が使うことが多いです。
絵を描いてる感じがする
液タブは画面に直接ペンで描くので、絵を描いてるという感じが強く、集中しやすいです。時間を忘れて絵に取り組むことができます。感覚的な話になりますがモチベーションの維持にはこういうところが大切ですね。
綺麗な線が描きやすい
画面に直接描くので、ペン先を見ながら線を引くことができます。そのため、下書きに沿った綺麗な線が描きやすいです。リドゥ(一つ戻る)の回数も減るので効率が良いです。
慣れやすい
液タブ は紙に絵を描いている感覚に近いので、鉛筆などアナログで絵を描いてきた人にとっては液タブの方が慣れやすいです。
液タブをオススメする人
キャラクター系のイラストレーター
キャラクターデザイナー
漫画家
アニメーター
いままでアナログでイラストを描いていた人
液タブは綺麗な線を描くことに向いたデバイスですので、キャラクターなどで線画をよく描く人が向いています。特に漫画家やアニメーターなど大量の線を描くタイプの絵描きは液タブが必須と言ってもよいでしょう。また、絵の具、コピック、Gペン、鉛筆などアナログ画材を使って絵を描いてきた人は液タブを買ったほうがストレスが少ないです。
液晶ペンタブレットXP-Pen|注目の中華タブレットメーカー
XP-Penは中国深センに本社を置く会社で2005年からペンタブレット業界に参入。製品はアジア、ヨーロッパ、アメリカなど50を超える国で販売中。ワコム以外で液タブを買おうと思うとまず上がってくる候補がこちらの会社のもの。
他の中華タブレットと比較すると日本に代理店があり保証が受けられること、日本語のサポートがあることなど一歩抜きんでている印象だ。
今までcintiq13HDを使っていましたが流石に画面が小さいと感じていたため購入。
購入してからのファーストインプレッションは値段の割にかなり発色が良いこととそこそこ視差があることでした。
発色については色域92%あることもありcintiqよりも鮮やかに表示できていることがひと目で分かるほどです。
16インチともなると梱包箱も迫力のあるサイズだ。梱包サイズは55 x 32.2 x 13 cm、重量4.6kg。海外発送かと思われるが梱包はしっかりとしており、この化粧箱を更に他の段ボールで梱包している。そして箱の間に約3mmの板が挟まれているので箱の橋が折れたりすることもない。
XP-PEN Aritst16 Pro付属品
付属品の一覧がこちらだ。梱包箱上部の段ボールにこれらが詰まっている。
スタイラスペン2本
ペンスタンド(芯抜き、替え芯8本内蔵)
液晶保護シート
2本指グローブ
クリーニングクロス
クイックスタートガイド
ペン充電USBケーブル2本
電源アダプター
電源ケーブル
HDMIケーブル
VGAケーブル
mini Display – HDMI 変換ケーブル
対応している映像ケーブルは、HDMI,VGA,MiniDisplayPort。その他は変換ケーブルが別途必要となる。注意が必要なのがこちら。
日本語のスタートアップガイドも入っている。中国製の液タブで日本語のマニュアルが入っているメーカーは意外に少ないのでありがたい。ドライバのインストール方法、セットアップ、設定方法と一通りの手順はこちらのガイドですべて確認できる。
XP-Penの特徴は何といってもコスパの良さ。安い!
見て思うのは、やっぱり安い!XP-Penの最大の特徴だ。正直ワコムの半額以下で同じサイズの液タブを買えるのはすごいとしか言いようがない。
ただ安くても性能が低ければ当然ダメ。製品の特長がこちら。
筆圧8192レベル
液晶16インチフルHD
Adobe色域92%カバー
解像度:5080 LPI
レポートレート:266 RPS
したArtist15.6との違いは液晶ディスプレイ。AdobeRGBカバー率92%の色精度を実現している。そしてペンは同じ筆圧8192レベルだが充電式だ。価格が5万円ほど高いがディスプレイにこだわって選びたい方におすすめしたい。
XP-Pen 液タブ Artist 16 Pro公式店 : https://www.storexppen.com/buy/artist-series-display16pro.html
液タブ本体の詳細スペック・デザイン
本体外形サイズは405×255×30㎜。重量2.8kg。持ってみると結構な重さだ。15.6インチということで持ち運べるサイズだが、重量を考えると頻繁に持ち運んで使用するのは厳しそうだ。
本体インターフェース : 本体裏側の右側に垂直にポート差し込み口が並んでいる。左からパソコンUSBポートへのケーブル、電源ケーブル、HDMI映像ケーブル、DVI映像ケーブル、VGA映像ケーブルだ。
付属のものはUSB、HDMI共に1.5m。
USBケーブルは何故か2本あるがどちらもオス-オスなので延長は不可。
部屋のレイアウトと相談して長さが足りなければ延長ケーブルを一緒に買いましょう。
液タブ使用にあたってショートカットキーは必須だ。右手でペン、左手で割り当てたショートカットキーで拡大縮小、ペンブラシの変更などをワンタッチでできれば作業効率が飛躍的にアップする。
液タブ本体の左側にファンクションキーが配されている,。それぞれにキーボードショートカットキーなどが設定できる。残念ながら指を滑らせて調整するタッチホイールはない。
描画ソフトのショートカットと液タブの8個のボタン設定をうまく組み合わせれば、タッチ機能がなくてもすぐ慣れます。そこは設定をこだわったらいいかと。色調整もしやすく、かなり画面に近いところまで寄せられます。キャリブレーションで自分が描く角度に合わせてペン先とポインター位置も調整できます。
手袋は付属でついてました。ペンは二つ。
画面右下に液晶設定操作ボタン : ここで液晶のブライトネス、コントラスト、ガンマON,OFF、カラー設定の変更が可能。
デザイン性 : 正直なところデザイン性は求めない方が良い。ボタンやベゼル部分などかなりシンプルで無駄のないデザインだがとりわけ美しいというわけではない。あくまで液晶、Apple製品のような精錬されたデザインではない。
解像度:フルHD|視野角:178度・IPS液晶
液晶はIPS形式。IPSとは現時点でモニターの中でもっともデジタルペイントに適している形式だ。視野角の広さと、長時間使用しても疲れにくいという特徴がある。他形式と比べると価格が高くなるが、長く使用する液タブの場合IPS形式が必須だ。
解像度はフルHD1920×1080のワイドモニター。現在最もスタンダードな解像度だ。最大表示色 1670万色。
15.6インチサイズなので実際に見ると非常に美しい。液晶方式はIPSで角度による見え方の変化はない。ほぼ真横から見ても色が変わることはない。
さらに液タブで重要なのは視野角だ。視線の角度で色が変わるのはデジタルペイントにとって致命傷。この点Artist 16 ProはIPS液晶なので安心だ。視野角は178度と現時点販売されているディスプレイの最高スペックといってよい数値だ。
横に置いて縦幅で1cmほどはみ出すがほぼ等倍で表示できるサイズだ。手首で描くスタイルの方であれば十分なサイズ感。
ディスプレイの表示はフルHD解像度、非常に美しい。本体側で色合いを設定できるOSDメニューもあるのである程度の調整ができるのもポイントだ。
Artist16 Proは液晶の色温度や、カラー設定、画面明るさ等が液晶側で調整可能。ある程度の色味の違いであれば自分の好みで調整できるのも強みだ。
Adobe RGBカバー率は90%以上を目安に
Adobe RGBカバー率は、液晶に正確な色がどれほど描写できるかを示す値。カバー率が高いと、細かな色の違いをしっかりと判断できるようになり、イラストのクオリティが向上します。
特に、ポスター・同人誌等、印刷する場合は特に重視すべきポイント。印刷してから色味が違ったなんてことがあると、取り返しがつかないことになりかねません。少なくとも75%、印刷するのであれば90%程度あると快適です。
AdobeRGBカバー率と筆圧レベルが全く違うのでArtist16Proが届いてとても安心しましたが、Artist16Pro自体は良い製品です。
以前使用していたCintiq13HDはAdobeRGBカバー率75%でしたが、Artist16Proは92%なので実際に見比べても発色は良いです。
ペン:筆圧8192レベル・充電式
付属のペンは筆圧8192レベル。現時点での最高スペックの筆圧レベルを実現している。より自然な書き味を実現しており仕様数値だけを見るとプロも十分使用できるレベルだ。
ペンは充電式。ペンテール部分にケーブルを接続して充電するタイプだ。公式ページによると1回充電で60日間使用できる。さらに2本のペンが付属されるので充電を待つために作業がストップ、ということはなさそうだ。
筆圧レベル8192、読取精度0.25mmとワコムCintiq22HDと比較しても優秀な数値だ。ペン重量を計測すると17gと非常に軽い。充電式だが重さは全く感じないレベルだ。
ペンは充電式だが2本付属されているので充電待ちで作業ができないということはない。充電用ケーブルも丁寧に2本入っている。充電はペンのテール部分からUSBを通してだ。
付属のペン立ての中にペン替え芯が8本と芯抜きが入っている。
実際に持ってみてのサイズ感がこちら。手に触れるグリップ部分がゴム素材となっており滑りにくい仕様。重さは全く感じない。太さは普通のボールペンよりも若干太め。ワコムのプロペンよりも一回り細い。
ペン先径は約1mmだ。サイドスイッチは2か所。押すとカチカチと感触があるが少し取り付けが緩く感じた。
スタンド:角度可変スタンドが付属
スタンドは発送された時点ですでに装着されている。公式ページには15°~85°とあるが11°程度~95°辺りまで広げられます。 鉄素材で描画している手に多少力が加わってもぐらつくことのないしっかりとしたつくりだ。
任意の角度でストッパーを下ろして止められるので自分好みの調整がしやすいです。
0°には出来ません。
直角には立てられますが、ペンタブとして使わない時にサブモニターにするには少し小さいサイズかも
さらに作業時間が長くなると角度が非常に重要なので可変のスタンドが付属しているのはうれしいポイントだ。ワンタッチで角度が変えられるので快適な作業空間を実現してくれる。
XP-PENドライバダウンロード
液タブもペンタブもパソコンで使うためには必ずパソコンへドライバーのインストールが必要だ。ドライバーはペンタブレットの脳みそのようなもの。これを通してペンの動作がパソコンへ伝えられる。
XP-Penのドライバとワコムのドライバは共存できない。ワコムのドライバが入っている場合はそちらのアンインストールが必須だ。ペンタブのドライバは他のドライバとの干渉が起きやすい。もしマウスやキーボードなど入力装置のドライバをインストールしている場合は注意が必要。もしXP-Penのドライバをインストールしてうまくいかなかった場合は、ワコムのドライバだけではなく他の入力デバイスのドライバを疑ってみるといいだろう。
ドライバは公式サイトからダウンロードしました。以前は英語、中国語のみだったが現在はめでたく日本語のHPも完成している。ドライバダウンロードページも日本語になっている。
XP-Penサイトの製品説明ページより : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/255.html
ドライバはHPにある最新のもの。他のタブレットドライバと共存できないので、他のがあったらアンインストール後、インストール。
ドライバ入れると設定画面が使えるようになるので、そこでキャリブレーションやらエクスプレスキーやら好みで。
筆圧はここでいじるより、アプリの方でいじったほうが良さげです。
コミスタ、クリスタはキャリブレーションしてもペンの位置がずれるのですが、これはWindowsのディスプレイ設定で液タブのサイズが150%になっているため。これを100%にしてあげればペンのズレはなくなります。
デジタルメディアのメリットを活かして自然に作業できます。Photoshop, Corel Painter, Clip Studio, SAI, Zbrush, Medibang, openCanvas,Toonboom Harmony等のソフトウェアに対応します。またWindows10/8/7、Mac OS 10.10以降主要なOSに対応しています。
XP-PEN液タブをワコムと&Artist 15.6比較
もし予算に余裕があってプロ向けの製品をこだわって選びたい!という方にはワコムの液タブが選択肢にまず上がってくるのは事実。ただ価格が。。。
・本体厚み、ケーブル
artist15.6の方は厚み11mmと激薄に対して本製品は厚め。
個人的には液タブを「つまむ」より「掴む」感覚のほうが好みのためこれくらいの厚みがあったほうが良いかも
本品は厚みの分ケーブル差込口が内部にあり、他の物との衝突による接触不良を防げます。
真横(物理キー側)から出てくるためマウスやキーボードの邪魔をしづらい配置で嬉しいです。
ケーブルはHDMIケーブル、USBケーブル、電源ケーブルの3本が液タブから出る形状。
artist15.6はUSB-Cが1本だけに対してこちらは煩雑になりがち。
しかし3本ともすべて市販の汎用ケーブルで代用できるため,どれかが駄目になっても換えが効きやすい
(artist15.6の専用3in1ケーブルは断線等で潰れた場合それごと買い直しが必要。
将来生産終了した場合は本体が生きていてももう使用出来なくなります)
Artist 16 Pro実際使ってみての評価
最初からアンチグレアフィルムが貼られております。
顔映り込み防止のフィルムなので乱反射しているため画質や色合いが今ひとつに感じます。
せっかくのディスプレイを台無し・・・とまでは行かないもののマイナスにしているような...
設定も説明書の通りに進めれば問題なく完了します。
電源プラグが3ピン用コンセントのやつなので、コンセントが対応してなければ、3→2ピン変換プラグを購入したほうがよいです。
色がすごく綺麗です、急な角度から見ても綺麗に見えます。
一番心配していた、描画の遅延も感じません。すばやくペンを動かしても問題なしです。
長時間使っていると少し熱を持ちます。作業に影響が出るほどの熱ではありません。(明るさなどは初期のままです)
ペンの先が引っ込むのは自分には違和感がありませんでした。
色も綺麗で描画もしっかりでき、満足してます。変換ピンを買っても5万に届かないところも素晴らしいです。
・視差
視差とは、液晶にペンを触れた際のペンと実際に描画される線のズレのこと。これが大きいと、イラストのクオリティが一気に下がってしまいます。
紙に描く時と全く同じように描ける・・・とまでは言いすぎですが
特に違和感無く描けます。
しかし画面端に行くに従いカーソルズレが少し発生します。
2~3mm距離を感じます。
中央だとカーソル意識せずペン先を見て描けるのに対して
端付近だと思った場所に線が引けておらずカーソルを見ながら描かないといけないという状態です。
拡大縮小手のひらツールを使って中央に持ってくれば問題は解消されますが...
・ペン追従
同様に遅延もしっかりと確認しましょう。線が遅れて描画されるとスラスラ描けず、非常にストレスになります。
手ぶれ補正0で自分の手首の筋肉の許す限り素早くジグザグに描きましたが
描画が遅れるといったことは感じられませんでした。
手ぶれ補正6程度まで上げると少し描画の遅れが見られました。
実際にPhotoshop、Win10で使ってみてのペン描画能力を検証してみる。ペンの遅れなどは気にならない。ただゆっくりと斜めに線を引くと線に若干の揺れが生じることもあるが、描画はおおむね良好だ。
書き心地はかなり良いです。硬い板のモニターをコツコツと叩くような感触かと思ってましたが
適度な抵抗がありペン先が極端に滑ることもなく書きやすいです。
良かった点
・コストが安い-この値段で、このサイズの液タブのパフォーマンスは良いです
・画面が大きい-13.3よりも大きいので広くスペースが取れます。
・ペンのスペアがある-付属の充電ケーブルやUSBケーブルのスペアもありました。
・本体が軽い-厚くてゴツいかなと思いましたが、結構薄くできていました。調整スタンドもよく出来ています。
・画面がきれいです。液タブとしてだけでなくサブディスプレイとして使うのもよいと思います。
・液晶自体もかなり発色良く、細部までくっきりと表示してくれます。IPSなので角度をつけても色の変化がなく、絵を描くという用途において必要な性能は全て押さえている印象です。
・かなり軽めの筆圧で撫でるように使ってもしっかりと反応してくれます。
悪かった点
・傾き検知機能なし
・色味が少し違う-右側のボタンで色味が変更できますが、若干色味が違って見えました。
・ペンに充電が必要-頻繁に充電するわけではないので、そこまで問題ではありません。
・画面がにじんでいるような気がする-目が疲れるような気がします。バックライトの明るさを落として改善。
・微妙にペン先と実際に描かれる位置が違うので、線と線をつないだりするのが難しいです。
・点を打って、それを大きくするためにその点から小さく円を描くようにしても、最初の点の位置からカーソルが動きません。細かい動きは苦手のようです。
気になるところはありましたが、総合的なコストパフォーマンスは高いと思います。
XP-Pen 液晶ペンタブレット Artist16 Pro は買いか|まとめ
評価できる点としては、まずは価格の安さだろう。15.6インチの液タブとして破格の値段だ。ワコムのCintiq13HDと比較すると半額以下の価格だ。もう一つは液晶の美しさ。IPS液晶、フルHDの美しさは確かなものがある。角度による色の変化などは皆無。十分デジタルイラストで使用できるレベルだ。
ペン描画能力はをワコム製品と比較するともちろん仕様数値だけでは表せない差があるのは確かだ。もしこれまでずっとワコムの液タブを使用しているなら使い始めは少し違和感を感じるだろう。ただ初めて液タブを使用する方であれば全く問題を感じないはずだ。ペンの反応速度や筆圧感知などストレスを感じることなく使用できる。
プロのイラストレーター・漫画家になりたいなら、買って損はないプロレベルの液タブです。
液タブXP-Pen Artist22E ProとWacom Cintiq 22HDの違いを徹底比較!Artist 22E Proを買ってみた直後の感想
初めはXP-Pen Artist 12液晶タブレットを買うつもりでしたが、アウトレットの価格を見たら少しの差ならArtist 22E Pro を買おうかと考えたのと、やはり絵を描くのは大きな画面が魅力的だったのでこちらにしました。少しの差とは言え、安い買い物ではありませんが、お値段以上の価値あります。本当にXP-Penを買って心から良かったです!
値段が安い・画面サイズが大きい液タブを探しているならXP-Penをおすすめします。
XP-Pen Artist 22E Proは21.5インチで大きさは十分あります。ディスプレイサイズが大きいということは作業範囲が広がるので手を置くスペースも確保しやすいです。サイズが大きいものは価格も比例して高くなりがちですが、 Artist 22E Proは値段も安いです。
ただ、21.5インチが大きすぎて使いづらい場合もあるかもしれません。その場合は他のXP-Pen製品でサイズの小さい液タブを選んでみてください。これからデジタルイラスト制作をはじめる初心者も選びやすいメーカーだと思います。
XP-Pen社が製造する液晶ペンタブレットArtist 22E Proは、比較的安価で、描画性能もすぐれていることが好評です。クリエイティブに適したソフトウェアをいつでもどこでも利用でき、アーティスト、デザイナーの日々のクリエイティブワークをサポートするツールです。イラストレーション、コミック、アニメーション、デザインなど幅広いクリエイティブワークのサポート。
XP-Pen は中国深センに本社を置くペンタブレット、液晶ペンタブレットメーカー。2005年に創業。中国や国外では同中国ペンタブレットメーカーのUgeeと並んで有名なメーカーだ。ワコムと比べると格安価格で提供しており一定の支持を得ている。
液晶ペンタブレットとは
液晶ペンタブレットとは、紙に直接イラストを描くのと同様に、ディスプレイ画面に直接ペンでイラストを描くことができるタブレットをいいます。液晶ペンタブレットは、一昔前に誰もが使用していたペンタブレットと違って、描く場所と見る場所に違いがないので、初めてデジタルイラストを描く方にも使いやすいといえます。
液晶ペンタブレットの使いやすさは、描画性能やディスプレイのサイズなどによって違いますし、製造メーカーによっても特色があるので、自分のニーズに合うモデルの液晶ペンタブレットを購入するようにしましょう。
ペンタブレットの種類
ペンタブレットとは、ペンを使って描いたイラストが、パソコンなどのモニターに映し出されるタブレットのことをいいます。ペンタブレットは紙に描くのと違って、描いた場所に直接絵が現れるわけではないので、慣れるまでは少し時間が必要でしょう。
ペンタブレットは、後述する「液晶ペンタブレット」や「OS搭載液晶ペンタブレット」と比較すると、価格が安い傾向があるので、費用を抑えたい方にはおすすめです。
液晶ペンタブレット
液晶ペンタブレットは、ペンタブレットとは違って、ペンで描いたイラストが直接画面に現れてくれるので、初めてデジタルイラストを描く方でも使いやすいでしょう。液晶ペンタブレットは、ハイスペックな高級機になればなるほど、紙に描くような自然な感覚で絵を描くことができるので、費用に余裕のある方は、ある程度のスペックを備えたモデルがおすすめです。
液晶ペンタブレットの注目したい機能・性能
筆圧感知機能
通常のタブレットのように「静電気方式タッチパネル」で作られているタブレットは、タッチペンを使用する場合にも、筆圧感知もできず応答速度も遅いので向いていません。
紙にペンで描くような感覚で、液晶画面にイラストを描きたい方は、筆圧感知機能が必須となります。ペンの圧力を読み取って、線の太さや濃さを表現できる筆圧感知機能は、ペンの使用中に指や手が触れてもペン入力のみが優先されるので、液晶ペンタブレットでの描画に最適です。
ディスプレイ角度調整機能
液晶ペンタブレットには、チルド機能や回転機能のあるスタンドが付属していることが多く、液晶ペンタブレットのディスプレイ角度を調整できるモデルがあります。液晶ペンタブレットを平面で使用する方には必要ありませんが、自分の使いやすい角度でイラストを描きたい方は、スタンドが付属しているモデルを選びましょう。
また、液晶ペンタブレットにスタンドが付属しているモデルでも、角度や回転の調整が何段階できるかはモデルによって違ってくるので、自分の使用目的や環境に合うモデルを選択するようにしましょう。
液晶ペンタブレットのメリット
見る場所と描く場所が同じ
液晶ペンタブレットはディスプレイを見ながら、ディスプレイに直接描くことができるという大きなメリットを持っています。液晶ペンタブレットを使用することで、思ったところに思ったような線をを描くことが容易になるので、訂正する回数も減りますし、作業効率の向上にも繋がるでしょう。
液晶ペンタブレットは、デジタル描画が初めてといった方にも入りやすく、慣れるまでの時間も短くて済むでしょう。
液タブはどんな人に向いている?
板タブを使っているけど操作がうまくいかない人は非常に多いです。モニターを見ながら描くので上達するまで時間が掛かります。私の知り合いにも板タブに慣れなくて挫折した人がいますが、液タブに切り替えて絵を描くのを再開していました。
液タブのいいところは、板タブと比べて線を引きやすいことだと思います。液晶画面なので紙に線を引く感覚というと語弊がありますが、直接モニターを見て描画できるので、作業はアナログと全く同じです。
そのため、紙に絵を描いてきた人は液タブの方が使いやすいと思います。またデジタル制作したいけど板タブレットは合わなかった人も液タブならやりやすいかもしれません。
ペンタブレットとしても使える
液晶ペンタブレットは、ディスプレイに直接絵を描くことができるのがメリットですが、ペンタブレットと同じようにパソコンなどに接続して使用することも可能です。液晶ペンタブレットのディス王令よりも、大きなサイズのディスプレイにイラストを表示させることができますし、これまでペンタブレットを使用していた方でも使いやすく感じられるでしょう。
液晶ペンタブレットのデメリット
目とディスプレイの距離が近くなるので疲れやすい
・液晶モニターの発熱により手汗をかきやすい
・大きい製品は置く場所をとる
・板タブレットと比べて、モニターも兼用しているので故障に対応するのが難しい
ペンタブレットよりも高い
液晶ペンタブレットのデメリットとしては、ペンタブレットに比べて価格が高いことがあげられます。デジタル描画デビューをしたい初心者の方にとって、初期費用が大きくかかることは、購入をためらわせがちです。
液タブの価格帯
液タブの値段は、性能・サイズ・メーカーで違います。
最近販売されているメーカーを見てみると、中国メーカーの登場で液タブは予算がない人でも手を出しやすい値段になってきました。
21.5インチの液タブが6.5万円程度で購入できるというのは驚きだ。セールページへのリンクがこちら。
XP-Pen Artist 22E Proストアの商品ページ : https://www.storexppen.com/buy/61.html
6.5万円台でArist22E Proインチの液タブが買えるのだ。発送元は中国となるが送料も日本までで約1400円と意外に安いのだ。
ネックは海外発送となるので到着まで国内よりも時間がかかる(3-8営業日)こと。それほど焦って購入する必要がない方はこちらの公式サイトサイトから購入するのがお得だ。
ではArtist 22E Proの液タブ詳細仕様などをチェックしてみよう。
XP-Penサイトの製品説明ページより : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/343.html 。
XP-Pen Artist 22E Proインチ 仕様一覧
カラー:ブラック
外形寸法:567×326×30 mm
質量:約8.5kg(スタンドを含む)
表示サイズ:21.5型
液晶方式:IPS方式
最大表示色:1677万色
縦横比:16:9
読取可能範囲:476.64×268.11mm
入力信号:USB,VGA,DVI
マルチタッチ機能:無
筆圧レベル:8192レベル
ペン読取可能高さ:15mm
ペン読取精度:±0.25mm
替え芯:芯8本
読取分解能:最高0.005mm
ファンクションキー:16個(設定可能)
トラックパッド:2個
スタンド機構:回転角度±180°、チルト角度15°~85°
付属接続ケーブル:USB,VGA,DVI
USBハブ:USB 2.0×1
消費電力:45W以下(通常時)/0.5W以下(スタンバイ/サスペンド時)/0.5W以下(オフモード)
対応システム: Windows10/8/7(最新のSP)(64bit版を含む) 、Mac OS X 10.10以降
早速開封!あらやだ、見た目がちょっとカッコイイ
それでは早速開封していきましょー!パッケージはいたって普通です。パッケージ裏面に対応環境がチラッと描かれていました。最新の『Windows10』だけでなく、Macにも対応しているようです。
パッケージを開けるとこんな感じで製品が見えました。
タブレット本体は簡易的な包装でした。タブレットの下に様々な付属品が入っているようです。ちょっとApple製品の梱包方法に似ていますね。
P02S充電用筆圧ペン、充電ペン用ケーブル、2本指グローブ、VGAケーブル、USBケーブル、HDMIケーブル、Mini Displayポート-HDMI変換アダプター、クリーニングクロス .
根性を伴う設置作業!
とにもかくにも肝に銘じていただきたい、でかい、いや巨大です! サイズは22インチながら 一般的な24インチ液晶モニターよりも大きいです。事前にデスクサイズをきちんと測らないと置けない可能性が大なのでご注意を。 では早速設置してみます。
設置時の破損も十分ありえるので、できるならば二人で設置することをオススメします。
想像力を存分に発揮できるエルゴノミクス設計
P02Sペン&クリエイティブタブレット
右利き、左利きどちらにも対応したエルゴノミクス設計のクリエイティブタブレットと、持ちやすさを追求したソフトグリップのペンが快適な作業環境を提供します。
液晶ディスプレイとして
液晶サイズは21.5インチ。実際に使用するとこのくらいの大きさだ。さらに注目なのが解像度。フルHD(1920×1080)と現時点でスタンダードな解像度表示が可能。多くのノートパソコンなどとアスペクト比も同じなのでミラーリング、複製表示にしても画面いっぱいに表示できる。さらにスタンドも付属されている。こちらも水平に近い角度まで調整可能だ。単純に画面が大きいってのもありますが、細かい作業が楽しいくらいサクッとできるようになりました。
そしてXP-Pen Artist 22E ProはIPS液晶となっている。視野角が広く垂直、水平ともに178度と現時点でのワコムの最新機種と同じ高レベルの表示が可能だ。この価格設定でIPS液晶を搭載しているのは驚きだ。視野角が原因でストレスを感じることはないだろう。
液晶ペンタブレットのディスプレイにどれだけ正確な色を描写できるかを表す数値を、Adobe RGBカバー率といいます。液晶ペンタブレットのAdobe RGBカバー率が高ければ高いほど、精細な色の表現が可能になるので、描画のクオリティを上げたい方は注意しましょう。液晶ペンタブレットのAdobe RGBカバー率は、印刷する前提であれば90%以上、快適な使用感を得たければ75%以上のモデルを選択しましょう。。21.5インチモデルではAdobe® RGBカバー率77%~82%の色域で、微妙な陰影も正確に再現します。表示可能色数の1670 万色を液晶で美しく鮮やかな色表現が可能です。
優れたディスプレイ効果:266PPS のレポート率と 5080LPI の解像度により、描画反応速度を劇的に向上されています。
また、液晶ペンタブレットという製品であるため、液晶の前にガラスが貼られています。
このガラスの表面処理のせいか、非常にギラついています。
Artist 22E Proは、アンチグレアスクリーン保護フィルムを装着した状態で販売されている液晶ペンタブレトです。
そだ、保護シートに関する助言を付しておきますと、液晶保護シートは21.5インチ用のワンサイズ大きいやつを買った方が無難です。無論モニター部分から大きくはみ出るものの、黒い枠の部分には余裕で収まりますので。キワどい。手厚く手広く保護ってあげましょう。
それと、映りこみ軽減を着実に狙うならノングレア(アンチグレア)タイプのマットな質感のものを。目的や好みにもよりますが、クリアでつるっとした光沢タイプは反射しますので避けたほうがよいかもしれません。22E Proはたまげるほど超くっきりはっきり画質なので、マット質感で若干ボヤァ・・・。
角度による見え方の違いもない。そしてArtist22E Proは液晶の色温度や、カラー設定、画面明るさ等が液晶側で調整可能。ある程度の色味の違いであれば自分の好みで調整できるのも強みだ。
クリエイティブタブレットとしての要求に対応
液晶ペンタブレットには必須の機能ともいえる筆圧感知機能には、性能に応じて段階があります。液晶ペンタブレットに搭載されている、線の太さや濃淡を表現する筆圧感知機能は、読み取る筆圧のレベルを数値で表しており、2,048~4,096段階が主となっています。
ペンで紙に描くように自然な描き心地を実現する新しいPen P02Sを採用。8192レベルの筆圧に対応し、繊細な表現も大胆な筆跡も表現が可能となります。ペンの反応速度はワコムと比べてもそん色がない。また、あらゆる筆跡をより正確に、快適に表現することができます。この数値は現在の筆圧レベルでも最高レベルだと思います。
人間工学に基づいたデザインで、ペン充電式だが2本付属しているので全く問題なかった。非常に軽量なバッテリーですが、数時間の連続使用が可能です。
液タブでもペンタブでも、ペン先をタブレットにあてて滑らせるのは変わりありません。ペンタブレットのペン芯(ペン先)は、通常の使用で磨耗します。筆圧をかけすぎると磨耗が早まります。長期間使っていると、摩擦によってペン先が削れていきます。ペン先が短く(1ミリ以下)なったり、平らになった場合には、芯を交換してください。付属のペン立ての中にペン替え芯が8本と芯抜きが入っている。
芯交換の目安
芯抜き、ピンセット、毛抜きなどで古くなった芯をつかんで、ペンからまっすぐに引き抜きます。新しい芯の先を、ペンの軸にまっすぐに差し込みます。芯が止まるまでしっかり差し込んでください。
カスタマイズ可能なショートカット
作業領域の右左に各8個のショートカットキーがあります。Artist 22E Proは好みに合わせてカスタマイズ可能。ファンクションキー、サイドスイッチ、オンスクリーンコントロールをカスタマイズして、自分のスタイルに適したショートカットを作成し活用できます。
XP-Pen Artist 22E Proインターフェイス:VGA,DVI,HDMI
インターフェイスはHDMIも搭載されている。他にもDVI,VGAも対応しているので対応範囲は広い。変換ポートを購入する必要がないのでコストパフォーマンスはさらに良くなる。
液タブとパソコン間をUSBとHDMIケーブルで接続するのだけど、HDMIの出力端子が無い古いパソコンやモバイルノートなどは、別途、変換アダプタ(USBポートからHDMIディスプレイを繋ぐ為の変換アダプタ)を買う必要がある。
接続については付属の説明書に簡単に書いてあるけど、少しだけ補足。(説明書の絵がノートパソコンなのは時代なのか)。
HDMIケーブルはパソコンから、液晶タブレットに映像を送る。
USBケーブルは、液タブから、操作入力を送るケーブル。(マウスやキーボードなどと一緒)。
液晶ペンタブレットは、パソコンへの操作入力(USB)とパソコンからの映像出力(HDMI)を同時に行える端末という事。
XP-Pen Artist 22E Proインチスタンド:可変式のものが付属
21.5インチともなるとスタンドは必須だ。こちらは付属されるので安心。機器の上部の留め金を引き上
げて角度を変えることができる。
スタンドは発送された時点ですでに装着されている。角度可変式で15度から85度まで調節可能。鉄素材で描画している手に多少力が加わってもぐらつくことのないしっかりとしたつくりだ。
【XP-Pen】ドライバはインストールも設定方法も難しくない!
ペンタブを使う為にはドライバのインストールが必須なので、ここを突破できなければまともに使うことすらできません。
まずドライバをインストールする為には、ドライバが入っているファイルをダウンロードする必要があるので、ドライバをインストールしたいPCで作業してください。
ではドライバを探していきましょう。以下のリンクへアクセスしてください。
https://www.xp-pen.jp/download/index.html
以下のようなページになるので、自分が「購入したペンタブの型」と「PCのOS」を選択しましょう。
ダウンロードが完了したら起動し、インストールを済ませてください。
XP-Penのドライバをインストールした後は「PCの再起動」が必要になります。
事前に使っていないアプリケーションは終了させておきましょう。
PCを再起動し、ドライバのインストールが完了したらペンタブが反応するようになると思います。
ペンタブについている物理的なボタンに割り当てるキーを指定できます。
commandキーやoptionキーなどを4つのボタンに割り当てる事でキーボードを使わなくても簡単なコマンドなら実行できます。
イラストツールで「ペン」のショートカットなどを入れておくと便利かもしれません。
ペン
ペンタブに付属している「ペン」のボタンや筆圧レベルなどを設定できます。
私はペンのボタンに「消しゴム」を割り当てて使っています。
また、ペン先の感触を変更する事で弱い筆圧でも太い線を引けたり、その逆もできるようになります。
ペンタブの位置に対して、
PCのウィンドウ内のどこにマウスカーソルを移動するか設定します。
この設定は初めの内は慣れないかもしれませんが、ペンタブの左角にペンを持っていくとPCのカーソルも左上に移動します。
セットアップでつまずいた場合はXP-PENのサポートへ連絡するのも手だ。対応の早さと丁寧さに定評があるのも人気の理由だ。
実際に描いてみての使用感レビュー
とにかく作業がはやくなった , 液タブにして何が一番感激したかって、作業効率の良さです。トレース、楽!!早い!狙ったところにピタっとペンがいってくれるので、多分トレースだけで言ったら作業効率3倍くらいになってます。とにかく楽ちん。
ちなみにArtist 22E Proはぐるぐると画面自体を物理的に回せますが、これも全く使ってません。
photoshopCS6に回転ビューツールっていうのがあって(以前からあったのかも)、それが便利すぎるので画面回したい時はそっち使ってます。
やはりショートカットを多用するのでキーボードは常に使いたかったし、結局寝かして使うと奥のほうが遠くて書きにくい・・・ということでこうなってます。
細かいところを描くときや画面下の方で描画する時はヒジをついちゃうんですが、これが思いの外ゴツゴツしてイタイんです。
しかしphotoshopはやっぱり線の入りと抜きがイマイチなので、 いままではsaiの補正機能(線をなめらかに補正してくれるスーパー機能)を多用してましたが、液タブ使ったら正確な線が引けるようになったので。
ディスプレイとしての使い心地
も、何ら問題ありません。(ちょっと不具合ありまして、それ以外は・・‥ )
結局輝度をイチイチ調整してなんていなくて、いつもわりと明るめで使っていますが目が特別疲れることもありません(個人差あると思いますが)
動画も普通に見てます。
まとめ
そんな感じで、使い勝手は大満足です。液タブ以外考えられないくらいです。
いまさら板タブでかけといわれたら辛い。。。
他にももしなにか「ここどうなの?」みたいなのがありましたら、コメントに書いていただだければ答えられる範囲でお答えしますー!
Artist 22E Pro 液晶タブレット買う時不安でさんざんググったんですよね・・‥
でもほとんど情報なくて困ったので(発売直後だから当然なのでしょうけど)、これから買う方に少しでも参考になればと思います。
まとめるとArtist 22E Proインチは「買い」か。XP-Penの最大のメリット・注目点ははやはり価格だろう。現時点で価格は7万円を切っている。ワコム22インチと比べるとほぼ3分の1。この価格差は無視できないポイントだ。
さらに安いがペンの描画能力は仕様や口コミを見ても高いことがわかる。液タブのカギになる正確な描画に関して高い評価を得ているのも注目だ。
ただ価格が4分の1だということを考えるとコストパフォーマンスは非常にいい。いや、良すぎる。初めて液タブを使い始める方で20万を超える製品は正直なかなか手が出ない。そんな方はまずXP-Penで初めて見るのがおすすめで「買い」の製品だといえそうだ。。
XP-Penの液タブ「Artist 15.6」を漫画家が使ってみた。ワコムCintiqの液タブと遜色なく使える
僕が液タブを購入した一番の理由は漫画制作のスピードUPです。
今までデジタルの漫画制作は板タブで作業していたのですが、どうしてもアナログで描いてる時より時間が掛かっていました。
その点、液晶タブレットだと画面に直接描く感覚で、アナログと同じように作業が出来るので、漫画制作のスピードUPに繋がると思い導入してみました。
ちなみに、僕が導入した液タブはXP-PenのArtist 15.6というモデルです。
XP-Penの液晶ペンタブレット のArtist15.6 は15.6フルHD液晶で見やすく。サイズはW443×D280×H12.6mmです。
ペンは筆圧対応なので自分の字を画面に描いてオリジナルの文章を書くことができるのも魅力的です。
8192レベルもの筆圧でペンが傾いてもしっかりとタッチパネルが感知しますから文字がかすれることもなく、綺麗な文字を書くことができます。
エルゴノミクスデザインが特徴的なこの液晶ペンタブレットは素晴らしい色性能を誇ります。
ディスプレイ設定もあり、HDCP対応しています。
重量が2.68kgで15.6インチでArtist 15.6、フォトグラファーやアーティストで自然にペンで画面に書き込むことができます。
デザイナーなどのクリエイターも充実しています。
強弱のある文字を書き込むことができますし、濃淡のある文字も書くことができます。
XP-Penの液晶ペンタブレットは繊細なチップセンサーはタッチの文字を描けます。
キー操作も設定できますし、ショートカットの操作も設定できます。
対応OS: Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。対応ソフト:openCanvas、SAI、Clip Studio、Photoshop、illustrator、Zbrush、GIMP、CorelPainter等のソフトです。
付属品 : スタンド、P05パッシブペン、替え芯8本、3in1ケーブル、マニュアル、クリーニングクロス、HDMI Mac変換アダプターケーブル、二本指グローブす。
液タブを使うようになってから実際に作業スピードが上がったのか、それ以外の感想も含めてレビューしてみたいと思います。
リーズナブルな価格
本製品は、高機能な液晶ペンタブレットなので、多くの方たちは「高額な機種ではないのか」と心配になってしまったかもしれません。
所が、本製品は驚くべき事にリーズナブルな価格になっていて、XP-Penの公式ストアで買うのがやっぱり一番安心だ : https://www.storexppen.com/buy/51.html 。
実は、数多くある液晶ペンタブレットの中には、200,000円を超えてしまう機種はいくつもあります。
そのため、値段の安い液晶ペンタブレットを探している方にも、本製品はおすすめの液晶ペンタブレットです。
液タブを使ったら作業スピードUPした
液タブを使ってみた感想
結論を先に言いますと、液タブで漫画制作のスピードは速くなりました。
速くなった理由は主に、線画における作業時間の短縮です。
漫画制作で言うところの「ペン入れ」の部分ですね。
液タブで”ペン入れ”が速くなった理由
簡潔にいうと、液タブだと自分が思ったところに線が引けるようになった事と、そのおかげで線の描き直しをする回数が大幅に減ったのが大きな理由です。
液タブを使う前の、「板タブ」では線画に凄く時間が掛かりました。
板タブ(普通のペンタブ)で時間が掛かる主な理由。
• 自分が思ったところに、なかなか線が引けない。
• 思ったところに線を引くのに精一杯で、線の強弱まで意識できない。
• アナログとは感覚のズレが大きいのでアナログ派は慣れるの時間が掛かる。
【結果】
板タブだと思うような線が引けるまで、描き直しの数が増えるので時間が掛かる。
簡単にいうと、こんな感じです。
板タブは、画面を見ながら、画面とは別に手元で作業するので、自分の感覚とのズレが生じてしまい、慣れるまでなかなか思ったところに線が引けないです。
液タブでペン入れが速くなった主な理由。
• 自分が思ったところにダイレクトに線が引ける。
• 線の強弱を意識する余裕が生まれる。
• アナログと同じような感覚でそのまま描けるのですぐ慣れる。
【結果】
液タブだと線の描き直しが大幅に少なくなり、作業スピードも大幅にUPしました。
アナログ派の僕としては、アナログと同じ感覚で描けたので、使い心地も快適でした。快適って大事ですね…本当に。
特にアナログ派はスピードUPが期待できる
元々、アナログで原稿を描いていた人は、液タブだとそのままダイレクトに描けるので、板タブより楽にデジタルでの作業スピードUPが期待できると思います。こんな感じでダイレクトに描けます。
十分すぎる解像度:フルHD
Artist15.6の最高解像度はフルHD。今市場で出回っている標準的な液晶と同じレベルを保っている。20インチを超えるサイズでもフルHDならかなりレベルの高い描画となるので、それを13インチでみるとさらに見やすいものとなっている。
解像度が5080LPIと細かく、また、視野角も178°と広く様々な角度からアプローチしても、画質が変化し難いというメリットがあります。
XP-Pen液タブ Artist 15.6 の最大の売りでもある。Artist 15.6はAdobe色域カバー率が75%。ディスプレイの表示能力が優秀で再現度が高い。
このサイズでもフルHDは正直十分すぎるレベルだ。プロの方も満足して利用できるレベルなのでこちらはオススメ。
僕も元々はアナログで漫画を描いていました。
それがデジタルで作画するようになり、板タブを使ってどうにか漫画を描いてきましたが、結局のところ板タブに対する違和感が最後まで抜けませんでした。
その点、液タブはアナログとほぼ同じ感覚でペン入れが出来ます。
最高品質の筆圧レベルの高い描画能力
Artist 15.6 の筆圧レベルは8192レベル。今市場に出回っている筆圧感知のペンで最高レベルのもの。XP-Penから出されている他の製品も含めて現時点で描画能力は一番高い。
他にも21.5インチサイズのさらに値段が高い製品ももちろんあるが、筆圧レベルに関しては全て同じなので他の製品に引けを取るわけではない。
実際に書いてみると安い製品の1024レベルや2048レベルとは書いてすぐにわかる差が。特にブラシツールや筆ツールなどを使うとその差は歴然。これから本格的に長く使っていきたい方なら8192レベルのArtist 15.6がおすすめだ。
また、ペン自体は筆圧感知機能だけでなく、バッテリーレスとなっており、バッテリー切れで作業ができなくなる心配がありません。
また、消耗品となってしまうペン先も8本付属するため、ペン先がつぶれてしまっても安心です。
ショートカット機能
専用ソフトには、数多くのツールが搭載されていて、消しゴムの他にも、線・着色・拡大・縮小などがあります。
このツールを上手く活用していく事によって、デジタルのイラストを制作できますが、作業を切り替えるたびにツールをクリックしていたら手間暇をかけてしまいます。
そのような事になれば、作業時間が長引いてしまうだけではなく、集中力も低下しやすいので気を付けなければいけません。
そこで、本製品のペンタブ本体には『6個のボタン』が搭載されていて、ショートカットキーを活用する事ができるのです。
この機能を活用すれば、ツールをクリックする回数を少なく済ませられるので、効率よくイラストを制作できます。
ショートカットキーを設定すれば動画の様に画面を回転させたりも楽に出来ます。
このショートカット設定は凄い便利でした。
液晶ペンタブレット利用しようとしたら、なめらかに線を引く事ができない方は多いでしょう。
このようなケースが起きてしまうのは、利用者の腕前が悪いケースと、液タブでの反応速度が遅いケースがあるのです。
イラストを制作する腕前が悪い場合には、練習をする事で、なめらかな線を引く事ができます。
しかし、液晶ペンタブレットの反応速度が遅い場合には、専用ペンの動きについていけなくて、カクカクとした線になってしまうので注意しなければいけません。
所が、本製品は『266RPS』もあるので、なめらかな線を引きやすくなっています。
僕の場合、実際に液タブを使用してから漫画制作のスピードは3倍~3.5倍近く速くなりました。
液タブの大きさは”自分に合ったモノ”がベスト
液タブは画面が大きい方が優れていると思っている人がいたら、それは誤解です。
自分の作業環境を快適にしてくれる液タブのサイズがその人に合った液タブのサイズだと思います。
なので、僕は自分の制作スタイルに合わせて画面サイズを選びました。
僕がArtist15.6のサイズを選んだ理由
• Artist 22E Pro 21.5インチIPS=画面が大き過ぎた。作業机のスペース的にもちょっと不便。いずれ欲しいです!!ちょっと予算より高か。
• 15.6←液晶ペンタブレットの中では値段も手頃で、サイズ的にも特に問題を感じなかったので決定しました!
スペック自体も、上記の画面サイズの大きい液タブとほぼ変わらなかったのも決定理由です。
コンピュータへの接続が容易な専用接続ケーブル
画面の15.6インチは今まで使っていた板タブのワコムIntuosより広く、かといって大きすぎず、ちょうどいい感じだ。
Artist 15.6は画像のように本体側はUSB-TYPE C一本。専用の3in1ケーブル。
ケーブルは右側面にUSB-Cケーブルを一本挿すだけと非常にスマート。
専用のケーブルは先端が3つに分かれていて、HDMI(モニタケーブル)、USB、電源用のUSBとなっている。
僕のLGは机の左側に配置しているため、ケーブルの取り回しにはやや工夫が必要だったものの、接続はきわめて簡単にすんだ。
あらかじめWacomの板タブのドライバをアンインストール。これをちゃんとしないとドライバがコンフリクトしてトラブルとなるらしい。
付属したCD-ROMからではなく、XP-Penの公式ホームページ(ちゃんと日本語だった)に行って最新のドライバを落とし、インストール。
XP-Pen Artist 15.6 日本公式ブランドサイト : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/229.html
電源を入れるとあっけないほど簡単に使えるようになった。
15.6の画面サイズは小さいのか?
15.6のレビューを色々読んでいると、15.6では画面が小さいと言ったようなレビューもたまに見るのですが、う~ん…どうでしょうか?
こればっかりは、感じ方は人それぞれとしか言いようがありませんが、僕の場合は15.6の画面が小さいという理由で不便を感じた事は無いです。
確かに、Artist 22E Proに比べれば小さい画面ですが、実際に紙に絵を描く時でも、描いている手元のスペース自体は結構小さい範囲で作業していたりしませんか?
僕は自分が実際にアナログで紙に描いてることを考えて、手元の作業範囲はそこまで大きい必要はないと思い判断しました。
なので、僕の感想としては、XP-Pen Artist 22E Proに比べれば画面サイズが小さいのは確かですが、Artist15.6の画面サイズで不便を感じた事はない、といった感じです。
液タブを使うメリットがある人
• 板タブでペン入れしていて、今の作業環境に不満がある人。
• アナログ作画から初めてデジタルへ移行しようと思っている人。
• 漫画制作のスピードUPが必要な人
特に、アナログ派でデジタルの漫画制作のスピードUPを望んでいるのでしたら、液タブは間違いないと思います。
液タブを使うメリットがない人
• 現在すでに板タブで自分が思うような絵が描けてて何も不満が無い人。
ズバリ、板タブ派の人はそのままでも良いかもしれません。
補足:板タブには液タブに比べると、はるかに安価で導入できるメリットがあります。
デジタルで最初に板タブを選ぶ理由として、使い勝手や操作性よりも、実は値段の都合で、板タブを選んでいる人が多いと思います。(僕も最初はそうでした…。)
それも一つの選択肢ではありますが…。
作業環境に投資してでもスピードUPをしたい人なら液タブは良い道具だと思います
アナタが今の作業環境に満足しているなら、液タブを購入する必要は無いと思います。
しかし、現在の作業環境に不満があったり、疑問を感じているのなら液タブ導入を検討してみたほうが良いと思います。
今振り返ると板タブに慣れるまでの時間は相当なロスだったと思いました。
ハッキリ言うと無駄な時間だったと思います。
価格で板タブと液タブを天秤にしてはいけない!ってのが僕の体験した答えです。
液タブだとアナログの感覚で、ほぼそのまま描けます。
慣れるまでの時間がめちゃくちゃ短縮されます。
道具に慣れるまでに何ヵ月も時間を費やすより、その時間で漫画をサクサク描いている方が断然良いです。
これも液タブを導入した後だからこそ、自分の経験として言えることですが、
「液タブ…めっちゃ楽です!」
その上、もしペン入れに失敗しても、やり直しが何度でも気軽に出来るのでアナログより便利です。
最初は初液タブ・海外製ということもあり調整に苦戦しましたが、慣れたら描き心地もよく満足してます,ノートの落書き感覚で描けるのが楽しい!
まとめ
XP-Pen液タブArtist 15.6のには色々な便利な機能が付いているのが特徴的です。
より綺麗な文字を書くことができ、見やすい画面を取り入れており、作業効率もしっかりと上げる効果も期待できるのです。
タブレットの角度を調整できたり、着脱式で持ち運びが便利なのも使いやすいところです。Artist 15.6はスタンドが別売。
感度のいいペンでの操作もスムーズにでき、オリジナルの文章をサクサクと書くこともできる便利なタブレットです。
XP-Pen Artist 13.3 液晶ペンタブレット レビュー : 激安の Wacom 液タブ Cintiq 比較
XP-Penから平成3 0年4月5日に発売された、液晶タブレット:Artist 13.3 をさっそく購入した。
これまではXP-Pen DECO 01を使っていたが、以前から液晶が欲しかった。しかし22 ProとかArtist 22E Proは高価で手が出なかった。それに持ち運びできるやつとなると、やはり今回のArtist 13.3が有利だ。、サイズの点でも隣にあるIPADよりは十分大きく感じる。
XP-PENは2005年創立のペンタブレット、液晶ペンタブレットの生産販売メーカー。XP-PENの連絡先を見ると中国のメーカーのようだ。他中国ペンタブメーカーとの違いは日本語のがあること、現時点ではあまり多くないが日本語のヘルプページも備えていることだ。日本語でのオンライン問い合わせも可能。サポートの対応はややカタコトの日本語ながら誠実に対応してくれると評価は高い。“XP-Pen”はペンタブレットを扱う有名なメーカーです。同社の代表的な製品としては、ペンタブレットの下位モデル『Star』や上位モデル『DECO』が挙げられます。
タブレット、ペンタブ、液タブとは?
パソコンを使って描かれた絵は“デジ絵”なんて呼ばれていますが、マウスでデジ絵を描くのはなかなか難しいものです。
デジ絵を描くための便利ツールとして“ペンタブレット”が挙げられます。“タブレット”と聞くと『iPad』や『Nexus』などといったタブレット端末を思い浮かべるかもしれませんが、これらタブレット端末はコンピュータの1つであるのに対しペンタブレットはマウスと同じ単なる入力機器なので、全く異なります。
ペンタブレットは、“ペンタブ”とも言われます。パソコンを長く使っていても、デザインやイラストに関わったことのない人はペンタブを使ったことがないかもしれません。ペンタブを簡単な言葉で表すのであれば、“ペン型のマウス”でしょうか。
専用のペンの先端をタブレット(板)にあてることで、マウスポインタを操作することができます。実際にペンを持って絵を描く感覚で、デジ絵を描くことができる優れものです。ペンタブは単にマウスポインタを動かすためだけのツールではなく、筆圧感知機能も備えています。最近の上位モデルのペンタブであれば、傾き感知機能も備えています。
デジ絵を描く上でペンタブは必須とも言えるアイテムですが、実際にインクが出るペンではなく、描画されるのはあくまで画面側なので、常に画面を見ながらペン先を動かす必要があります。慣れれば全く問題ありませんが、慣れるまでがちょっと大変です。
そこでペンタブと似た製品として、“液晶ペンタブレット”というものがあります。略して“液タブ”です。液タブもペンタブと同じくペン型の入力機器であることに代わりはありませんが、専用のタブレット(板)形状の画面に直接ペンをあてて描けるのが大きな特徴です。ペン先からインクが出るわけではありませんが、タブレット形状の画面にペン先をあてたとき、タブレット形状の画面に描写されるため、ペンタブよりも扱いに慣れやすい製品です。感覚としては、“絵を描くことに特化した『iPad』”でしょうか。
操作に慣れやすい液タブは、ペンタブよりも高価な製品です。また、最近のペンタブは、ペンを滑らせたときの質感が紙に近づくよう改善されていますが、液タブは画面上をペンが滑るため、ペンタブよりも書き味は劣ると言われています。
僕はイラストレータではないものの、デザインをする上でペンタブをちょこちょこ使ってきました。しかし、いつまでたってもペンタブの操作に慣れなかったので、深夜のテンションで何も考えず購入したのが『XP-Pen Artist 13.3』という液タブです。
購入の際、いちばん気になったのがやっぱり価格です。中国メーカーの格安液タブが安くて魅力的!XP-Penなどが特に人気なようですが、価格面ではほんとうに魅力的!でも膝に抱えて使うなら13〜15インチのモニターが限界だと思うので、XP-PenのArtist13.3またはArtist15.6が最終候補に。公式店 : https://www.storexppen.com/buy/artist13_3.html
今回は宅配でXP-Pen製の液晶ペンタブレット[Artist 13.3]を買取ました。こちらは元箱などの付属品がすべてそろっており、使用感もすくない大変きれいな状態でした。XP-Pen Artist 13.3 日本公式ブランドサイト : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/203.html
お手頃サイズなのにプロ仕様の『Artist 13.3』
Artist 13.3特徴
表示サイズ : 13.3型(293.76 x 165.24 mm)
最大輝度 : 250cd/m2
最大解像度 : 1920 x 1080
視野角 : 水平178度 / 垂直 178度
色域 : AdobeRGB比 75%
読取り解像度: 5080LPI
筆圧:8192レベル
読み取り速度 : 266 RPS
インターフェース : HDMI + USB Type-C
消費電力 : 9W以下
外形寸法 : (W)389 x (D)250.7 x (H)14 mm
厚さ:6 mm
重量 : 約1.5kg (スタンドを除く)
バンドルソフト : なし
対応OS: Windows7/8/10、Mac 10.10以降です。対応ソフト:openCanvas、SAI、Clip Studio、Photoshop、GIMP、Painter等のソフトです。
付属品 : スタンド、P05パッシブペン、替え芯8本、3in1ケーブル、マニュアル、クリーニングクロス、HDMI Mac変換アダプターケーブル、二本指グローブ
化粧箱がすばらしい…
化粧箱がApple製品かのような感じに進化してすごく高級感が出ました。そうなると(仕事がら)逆に気になるのは詰めの部分。「Thanksgiving Card」が付いているのですが、日本語の文章と使っているフォントが微妙なんですよね。たかが挨拶カードではありますが、これって家で例えたら玄関ですよね。わざわざつけるんだったらきちんとしてほしいと思いました。せっかく日本支社もあるんだからそういう細かい部分もチェックしてほしいですね。
まずは見た目をチェック
省スペースを追及した薄くコンパクトなボディ
コンパクトでありながら、ワンタッチでショートカットを実行できる
カスタマイズ可能な6つのファンクションキー。
デスクトップ型のXP-Pen Artistの魅力の多くを搭載し、作業効率の向上を可能に。
利き手を問わない上下対称のデザインで、快適なクリエイティブ作業環境を提供します。
ご覧のように小さい、うっすい!まるでペンタブ間隔ですがHDの液タブです。便利になったよー 。
Artist 13.3について
フルHD(1920×1080ドット)対応1677万色表示のIPS液晶搭載
高解像度のフルHD(1920×1080)液晶ディスプレイは、178°の視野角、1677万色表示を特色とし、
さまざまな角度から見ても高品質な表示を実現。
『Artist 13.3』の画面サイズは 13.3インチ で、画面解像度は 1920x1080 のフルHDとなっています。サイズは375x248x14mmで重さは1.2キログラム!入力エリアもDECO 01のサイズは10x6.25インチ。対してArtist 13.3は293✕165mm……
画面サイズに関しては『MacBook Air』の13インチモデルと全く同じなので、横に並べて比較してみました。単なる液晶画面ではないため『MacBook Air』よりも少し大きくなっていますが、このサイズで液晶ペンタブレットというのは驚きです。
続いて『iPad mini』との大きさ比較。比較対象として『iPad mini』を選んだ深い理由は特にないのですが、こういった製品のサイズをある程度知るためには、身の回りの製品と比較するのが良いのかなと思っただけでし〜。
縦横のサイズだけでなく、とても薄いのも魅力の1つです。最厚部 18mm の『MacBook Air』と比較してもこの通り。
重量は 1.5kg なので『MacBook Air』の11インチと13インチの中間くらいに該当します。
これだけスリムなサイズで、重量も軽い液晶タブレットは他にはないでしょう。XP-Penが“持ち運びも簡単”と謳っているように、苦労せずに持ち運びできそうです。
液晶自体もかなり発色良く、細部までくっきりと表示してくれます。IPSなので角度をつけても色の変化がなく、絵を描くという用途において必要な性能は全て押さえている印象です。
また、IPS液晶を採用していることで、角度を変えても色が変わらないのが良いとも話し、これは、どんな置き方でも描くことができる、自由度の高い「Artist 13.3」にとって大きな利点と言えそうだ。
P05ペンは充電不要に進化
8192レベル筆圧機能を備えた新デザインのP05
XP-Pen Artist 13.3は新デザインの「P05 」を採用。
8192レベルの筆圧機能と傾き検出機能に対応し、
より快適なエルゴノミクスデザインを追求したP05 は、
繊細な操作性と快適な書き心地を提供します。
ペンも “8192レベル筆圧機能” って書いてあるから描き味も全然問題なさそう。高精度、低遅延、そして低いオン加重(=力を加えていない状態でも入力を検知できる)が特徴の専用ペン。
ペンは持ちやすく、標準のペン先の感触も私の好みです。画面上を軽〜く滑らせるだけで、細い線から強い線まで、くっきり滑らかに描けます。
「描く」という行為のストレスが極限まで抑えられているのは、本当に助かりますね。
(今さらですが)これは新しい画材だな!と思いました。ソフトウェアで描き味を調整できる画材。特に目的がなくても、いつまでも触っていたくなります。
Artist 22E Pro のペンは充電式でしたが、Artist 13.3は充電不要のペンに進化しています。充電池がないためペンも従来のものに比べ細身になり軽くなっています。
ケーブル1本で接続できる手軽さが素晴らしい
コンピュータへの接続が容易な専用接続ケーブル
そして、これまでにない新しい専用接続ケーブル(3分岐ケーブル- 電源ケーブル,USB-Cケーブル,HDMIケーブル)で、
煩雑になりがちなケーブルをコンパクトにまとめることができ、
コンピュータへの接続を容易に行うことが可能です。
液晶タブレット本体側が「USB-C」、PC及び電源側が「USB」(PC)、「HDMI」(PC)、USB(電源)になっているコード1本で接続します。
しかし『Artist 13.3』には、これら3つのケーブルを1本にまとめたケーブルが付属していました。タブレット本体に挿すケーブルは1本で、その1本のケーブルの途中から3つに分かれている感じです。たった1本ケーブルを挿すだけで使えるのは、見た目の点からもかなり助かります。
そして早速セットアップ。13インチの方が接続は難しくない、という物の「接続はUSB-CかminiDisplayPortのみ」というのは、少し気をつけなければいけない点かも。パソコンによってはHDMIとDVIくらいしかモニター用の端子が付いていない物もありますしね。
僕のマシンは運良くDisplayPortが付いていたため、DisplayPort〜miniDisplayPortのケーブルさえ買えば問題なく繋がりました。良かった。
ドライバをインストールし無事表示。Photoshopなど使ってみましたが、明らかに従来の物より滑らかです。コレ、ちょっといじればPhotoshopでもペン入れ出来るくらい反応良いかも知れません。
使い方
製品に同封されている説明書は最低限のものです。説明書は公式でダウンロードできます。最新ドライバーのダウンロードも必要ですし 。
ペンタブってドライバがとても重要なので、ドライバのサポート継続が安定しているメーカーが良いと思いました。
また動画をいろいろ見ているうちに、線の抜きの様子がアナログに近く、描きやすそうでした。
画面表示が若干青が勝っているように感じます。これは、ドライバーで画面の設定を「sRGB」に変更すると、治まります。
あと、キャリブレーション(タッチペンの入力位置の調整)は気軽にできるので、ずれたなと思ったらやり直した方が良いです。最初にキャリブレーションした時と、絵を描いているときで、自分の頭の位置が違っていて視線の角度が変わっている場合があります(^-^;
また、画面にはノングレアのフィルムが最初から貼ってあります。間違ってはがしてしまわないように注意して下さい。
ポータブル性に優れるシンプルな仕様
Artist 22E Pro は背面に出っ張りがあり角度調整のスタンドも付いているので据え置き型という感じですが、このArtist 13.3にはそういった出っ張りのたぐいはなく、薄く、軽くなっているので、携帯して外出先で使いたいという用途をお持ちならArtist 13.3もしくはArtist 15.6を選んだほうがいいでしょう。
別売りのスタンド
Artist 13.3は角度調整のスタンドが付いていないので、この別売りのスタンドを一緒に購入することをオススメします。スタンドがないと角度をつけるのに片手で液タブを支えるか雑誌など重ねて置いて描くことになるし、セカンドモニターとして使う際に困ります。メーカーサイトを見るとArtist 12HD に最適化されているとあるのですが、Artist 13.3でも問題なく使えるようです。
XP-Pen Artist 13.3 液タブ 液晶ペンタブレット を使用しての感想
初心者が入門用として使用するには十分なものだと思います。4万円弱で、手元の液晶画面で絵が描ける環境が整うというのは、素晴らしいことだと思います。初めて液タブを買う人だけでなく、ベテランでも満足出来る品質だと思います。オススメです。
そんなこんなで、XP-Pen Artistの13.3インチはおおむね快適。「2Kで大丈夫かな?」と思っていたものの、全く問題ありませんでした。表示は滑らかで発色も良いです。
「何度も書き直しができる」、「いろんな色を塗って比較できる」というのは、アナログにはないデジタルの魅力で、イラストを描く敷居が低くなりそうで、とても満足しています。
液晶タブレットと言えば日本メーカー「ワコム」さんの製品が高く評価されていますが、如何せんお値段が倍近くします。そこは、購入される方それぞれのスキルなり、お財布なりとの相談にはなるかと思いますが(笑)、本機も値段なりの性能は充分にあり、安かろう悪かろうではない、と思いました。
DECO 01 は ワコム Intuos Pro 代替になるか?XP-Pen DECO 01 をねっとりとレビューするよ
初めてペンタブを購入される方の中には「とりあえず安いものがいい」という方も多いのではないでしょうか。
「まずは安価なペンタブを購入し、ある程度使いこなせるようになったら大きめのペンタブを買う」というふうに考える方も少なくないと思います。
所が『XP-Pen Deco01』というペンタブは、低価格なのに高機能で利便性が高い機種になっています。
パソコンに接続して使用する、入力機器です。タブレット(板)上で、専用のペンを動かすと、パソコンを操作できます。普通のマウス操作のほか、ペンを使って線を描くような操作もできます。筆圧感知機能に対応したお絵かきソフトなら、筆圧を活かした多彩な表現も可能です。
1万円未満で購入できる製品もあるため、他に比べると、導入費用を安くできます。ディスプレイを見ながら、手元のペンで描画するため、操作に慣れる必要がありますが、手やペンがディスプレイと被らないので絵が描きやすい、という理由で板タブレットを選ぶ方もいます。
【開封レビューXP-PenペンタブDECO 01】初の充電不要筆圧8192ペン搭載コンパクトペンタブ
XP-PenのペンタブレットDECO 01開封レビュー。XP-Penのペンタブレットとしては初の充電不要ペンを搭載している。筆圧は8192レベルと現時点の最高レベル。ワコムIntuos Proと比較しても引けを取らないスペックだ。XP-Pen DECO 01 ペンタブを実際に開封して使用するまでをレビューでご紹介する。ワコム以外のペンタブ購入を検討している方に見ていただきたい情報。
XP-Penペンタブの実力|ワコム以外のペンタブメーカーで一番か
ペンタブレットといえばワコムが有名。質はもちろん随一なのだが価格の高さがネック。初めての使用者には敷居が高い値段設定だ。そこで注目なのがワコム以外のペンタブメーカー。中国のメーカーが多いがその中で一歩抜きんでいているのが今回紹介するXP-Pen。製品ラインナップの多さ、そして日本に代理店がありメーカーとしてのサポートの良さが特徴だ。
ワコムペンタブとほかメーカーペンタブの大きな違いはペンの仕様。ワコムのみが充電不要のペンを付属していた。専売特許として他メーカーのもののペンはすべて充電式だったのだ。だがここにきてXP-Penからも電池不要の電磁誘導方式、さらに筆圧8192と最高レベルのペンを搭載したペンタブが発売された。それがXP-Pen DECO 01だ。開封して使いだすまでをレビューでご紹介する。
DECO 01の価格|安さに驚き
まずは価格だが筆圧レベルなどペン仕様を考えると高くなりそう。だが安さに正直驚いた。現在のxp-pen公式サイトでの価格がこちら。(香港から日本へ , 7日未満 .)
https://www.storexppen.com/buy/52.html
8,800円を切ってくる安さでこのスペックを手に入れられるのは驚き。大サイズのペンタブをお探しの
方におすすめしたい。
XP-Pen DECO 01 開封レビュー
梱包箱のデザインは個人的にはかなり好みだ。中華タブレットと聞くとデザイン大丈夫か?と心配になる方もいらっしゃるかもしれない。ただXP-Penの製品は日本だけでなく欧米やアジアでも展開されておりシンプルで美しいデザインだ。
XP-Pen ペンタブレットdeco 01 本体デザイン
本体のデザインも非常にシンプル。実際に持ってみて細かい部分を見てみたが造りは非常に精巧。造りの甘さは全く感じない。材質はプラスチックだが安っぽさもなくデスク周りをすっきりさせたい方も安心して使用できるデザイン。
本体のサイドにショートカットキーが8個。押すとカチカチとなる押した感覚が強いボタン。こちらもしっかりとした造りで安っぽさはない。ペンタブユーザーの中でこのショートカットキーの評価は様々。描いていると手が当たって勝手に押してしまうので不要だと感じるユーザーも多いようだ。そういったユーザーのために反対側にショートカットキーの反応をON,OFFするスイッチが装着されている。
DECO 01本体サイズ感
実際に使用してのサイズ感がこちら。
自宅で、趣味でイラストを描いている方はペンタブのボディサイズはあまり問題になりませんが、美術関係の専門学校へ持ち運びたい方は、大きなボディサイズのペンタブは簡単に持ち運べません。
そこで、本製品はコンパクトなボディサイズになっていて、作業領域が幅13.8×高さ8.5インチになっている上に、本体の厚みが8mmしかありません。
そして本製品の重量は、約1.17kgしかないので、簡単に持ち運べるようになっています。
作業領域
ペンタブには『板タブ』と『液タブ』があって、板タブはペンタブに液晶が備えられていませんが、液タブは本体に液晶が備えられています。
液タブは液晶画面が作業領域になっていて、ここの範囲がイラストを描ける部分です。
所が、板タブは液晶が備えられていないので、どの部分から作業領域なのか分かりづらき機種が多いのです。
本製品は板タブなのですが、このデメリットをカバーできるように『描画エリア表示ライト』が作業領域の境界線の所に備えられています。
そのため、板タブでも作業領域が確認しやすくなっているのは、本製品の大きな魅力です。
DECO 01 筆圧8192レベル 充電不要ペン
筆圧 : 8192レベル
長さ: 165mmm
重量: 1.17 kg
電池さ: 充電不要
この製品の一番の特徴といえるのがペンだ。まずは筆圧が現時点で最高レベルの8192レベル。初めてペンタブを購入する人にとってはあまりピンと来ないかもしれない。筆圧検知のペンは強く押し付けると線が太く、弱く押し付けると線が細くなる。習字の筆で書いた時と同じ感覚。この強弱を読み取る段階が8192段階となる。自分の描きたい線の太さの再現度が高くなっているということだ。
ちなみにここ5年間ほどのスタンダードは2048レベルだった。世界中のプロアニメーターもこの筆圧数値のペンを使い現在の作品を作り上げてきた。ある意味で十分なレベルだったのだが、今年に入って一気に4倍の8192レベルにスペックアップした。XP-Penからも低価格で8192レベル対応のペンを販売開始。ユーザにとってはうれしい情報だ。
ペンの詳細デザインがこちら。ペン先の沈み込みは約0.5mm。柔らかい沈み込みでワコムペンとは描き味が異なる。初めてのペンタブ使用であれば問題ないがこれまでワコムを使用していた方は慣れるまで少し時間がかかりそうだ。
さらに注目なのがペンが電池不要の電磁誘導方式を採用している。メーカーに確認済みの情報だ。充電が不要なので電池切れを心配することなく使用できる。
ペン立てはペンを縦にしても横にしても置ける設計となっている。ちなみにペン立ての中に替え芯が収納されている。ペン立てを回転させれば開けられる。
XP-Pen ペンタブ DECO 01 実際使ってみての描き味
実際に使ってみる。環境はCPU Corei3、メモリ4GBとかなり残念なノートパソコンだ。これでスムーズに動けば大抵のパソコンでも問題なく利用できるはず。
筆圧感知8192レベルの実力はさすが
マウスでデジタルのイラストを製作する際には、線や色の太さを変えるためには、太さの数値を変える必要がるので、手間暇をかけてしまいます。
それに比べて、ペンタブは専用ペンにかける力の入れ具合によって、線の太さを変える事ができるのです。
この機能を『筆圧レベル』または『筆圧感度』と呼ばれています。
そして本製品の筆圧は8192レベルもあって、極細から極太までコントロールする事ができるので、キャラクターの輪郭線に強弱を付けやすくなっています。
筆圧レベルはさすがの一言だ。描きだした瞬間に線の太さのスムーズな変化を体感できた。特に細めの線を描くときに実感できる。非常に小さな筆圧の変化をしっかりと読取り、線の太さが変化していく。スムーズな線の太さの変化は描いていて気持ちよく感じるレベル。
摩擦係数は若干低め。ただプラスチック同士が当たった時のようなつるつるとした感覚ではない。ワコムIntuos Proと比べると摩擦係数は低めに感じた。
ペン反応速度も十分
ペンの反応速度はパソコンのスペックやソフトウェアにも左右される部分なので一概には言いにくい部分。ただ検証したパソコンでは問題なく動作した。かなり早めに動かしてもしっかりとついてくる。ペン反応速度はXP-Pen製品をはじめとしてワコム以外のメーカーもすべて問題なく動作しているので心配は不要だ。
本体のサイズ感 液晶15インチ程度までが限度
本体のサイズがこちら。ワコムと比較するとMediumサイズとほぼ同じサイズ感だ。
本体外形 : 13.8 x 8.5 x 0.3 inches
反応範囲: 254*159mm / 10" x 6.25"
反応速度: 266PPS
ペン反応高さ: 10mm
実際に描いてみるとこういうサイズ感となる。
かなり広々と使える印象。腕を使って広くキャンパスを使う方でも十分使用できるだろう。大きすぎるとな感じてもプロパティの画面で反応が出る範囲を調
整できる。大は小を兼ねるのだ。
おすすめのデザインソフト
本製品は、様々なソフトを利用する事ができるので、どのソフトを利用したら良いのか悩んでしまう方は多いでしょう。
そこで数多くあるソフトの中から厳選して、おすすめのソフトを2つまで紹介するので参考にしてみて下さい。
Clip Studio
デジタルのイラストを製作している多くの方たちから知られているのが『Clip Studio』です。
このソフトはデジタルのイラストやアニメを製作できるように作られたソフトなので、多くのデザイン関係の専門学校が採用しているほどです。
実際にClip Studioは、ブレてしまった線を修正できたり、はみ出てしまった線を消しやすくなったりしています。
そのため、デジタルのイラストを探している方は、Clip Studioは、おすすめのソフトです。
Clip Studioを選んでおけば、多くの方は満足できますが、イラストを画像として加工や修正したい場合には、Photoshopがおすすめです。
このPhotoshopはイラストを製作するというよりは、加工や編集の機能が優れているのです。
さらに様々な『フィルター』が用意されていて、簡単に雲を製作する事ができるので、背景を描く事が苦手な方は、Photoshopを利用してみる価値があります。
ただし加工や編集の機能だけに頼っていたら、画力が上がらなくなる可能性があるので注意して下さい。
利用者たちの口コ
良い口コミ
本製品を利用している方たちの中には、作業領域の四隅が光る所を気に入っている方がいました。
この方は夜の時間帯になったら、部屋の電気を消して描く事が多いので、気に入っていたのです。
ただし本製品の作業領域の四隅が光ったとしても、夜の時間帯に電気を付けなければ視力が低下しやすいので、部屋の電気を付けてイラストを製作するようにして下さい。
さらに本製品の専用ペンが充電しなくても、利用できる所を気に入っているケースもあったのです。
そのため、低コストになっているペンタブを探している方にも、本製品はおすすめです。
XP-Pen ペンタブレット DECO 01 評価まとめ
実際に梱包してから使いだしてみたが、セットアップ方法は非常に簡単だった。日本語のマニュアル、ドライバダウンロードURL記載のカードが梱包されているのでそれに沿って進めていけば簡単に使い始められる。
実際に描いてみて筆圧変化、ペン反応速度、描き味どれも快適。筆圧レベルも最高水準の8192レベルを採用している。特徴はコンパクトなサイズだ。大サイズのディスプレイでの使用はオススメしないが、ノートパソコンでの使用であれば快適に作業できる。作業する机にあまりスペースがない場合にもピッタリだ。
以上XP-Penから発売されたコンパクトサイズの筆圧8192レベルペンタブレット DECO 01 のご紹介。ワコム以外ではサポートや製品の質の良さの面で一歩抜きんでているXP-Pen。実際使用して自信を持っておすすめできるペンタブレットだ。
こちらから最新の情報をご覧いただける : https://www.xp-pen.jp/goods/show/id/228.html 。